ビワイチ沿線の名所などの見どころやおすすめの立ち寄りスポット、写真の撮影スポット、服装や駐車場などについて書いてみることにしました。
内容は私が走った時のもので、「今現在のものでは無い」ので、実際に行って違っていても責任は持てません。
ロードバイクやクロスバイクで走るルートで、ダートは走らないコースです。
琵琶湖沿いは徒歩の場合でもおすすめです。
内容は主におすすめスポットや休憩スポット、写真を撮るのに良さそうなところで、のんびり走って観光するような感じです。
あまりのんびりする時間もないかもしれませんが、良いところは↓に写真を載せておくので、行ってみたいと思うところがあれば是非。
基本的に反時計回りとします。
ルートをいくつかの区間に分けて詳細を書いているので、休憩の時にでも次の区間の詳細を読んでみて下さい。
蛇足ですが、琵琶湖大橋から北部分を北湖(ほっこ、ほくこ)、南部分を南湖(なんこ)と言います。
ビワイチしてる動画とかを見てもみんな「きたこ」「みなみこ」って言ってるのしか聞いたことないので、これを読んだ人は今後動画とかで「ほっこどやぁ!」できます。
どうでもいいけどねw
観光スポット一覧
ビワイチコース沿い
このページの目次
ビワイチとは琵琶湖一周の略。
近年ではロードバイクやクロスバイクとかの自転車での琵琶湖一周が取り上げられることが多いですが、自転車に限らず車、バイクや原付、電車、徒歩など、その人の好きな方法で一周することを指します。
それぞれ何キロあるかというと琵琶湖大橋から北側の北湖一周が約150km、南側の南湖一周が約50kmで、合計約200km。
自転車の場合アップダウンも少なく距離の割りには楽に周れるコースなのと、立ち寄りスポットが点々とあることや、電車が琵琶湖一周しているので輪行でのリタイヤもしやすく、ロングライド初心者でも行きやすいのが良いところです。
初めから電車を利用する予定で西側や東側だけの半周で、残りは輪行ということも可能です。
ルートにもよりますが獲得標高は数百メートル程度です。
距離の近いアワイチとよく比較されますが、高低差がほとんどない分ビワイチの方が楽だという人が多いです。
1 琵琶湖側の歩道は信号に影響されない交差点が多く、早く楽に琵琶湖一周できる
2 琵琶湖に寄りやすいため、写真撮影や琵琶湖沿いに多いトイレなどもしやすい
3 ビワイチルートを示す青い矢羽は反時計回りにしかペイントされていない
琵琶湖の北側と西側の一部は、ビワイチルートを示す青い矢羽が道路にペイントされているコースが走りやすくおすすめです。
特に湖北は国道以外は道を間違えやすいので、矢羽に従うのが無難です。
ただこれも完全にずっとあるわけではないし、いきなり曲がってたりするし、なにより時計回りのペイントは無く、反時計回り側を見ていないといけないので見逃すことも多々あります。
反時計回りで矢羽に沿って走るなら、地図が無くてもビワイチできるくらいです。
まとめると、反時計回りで矢羽に沿って走ろうということです。
また、ビワイチのコースは「ブルーライン」だと勘違いしている人がいるみたいですが、ビワイチのコースは「青い矢羽根」です。
≫ ←これが縦になってるようなやつ。
矢羽根を追えば迷うところはないのですが、ブルーラインも出てくるところで、そっちに行ってしまうと間違いなところが何か所かあります。
ちなみに車やバイクでビワイチする場合でも、基本的に曲がるのが左折になる反時計回りがおすすめです。
上でも書いてる通り、ビワイチのルートは青い矢羽根を追って行けば大丈夫です。
そもそもほとんどの地域で湖岸沿いを走るので、何もなくても行けるくらいです。
不安ならビワイチのルートを示してくれるアプリがあるのでそれを使うか、紙のビワイチ地図というのもあって、これは道の駅や観光案内所などで置いてあるのでどうぞ。
アプリは滋賀県の公式アプリで「ビワイチサイクリングナビ」というものです。
確か開発はNAVITIMEだったと思います。
ビワイチのスタート地点として選ばれることが比較的多いと思われるところです。
もし柘植から草津線で来る場合、草津駅下車で南東の出口から出て南西(京都方面)に5分ほど進むと草津川跡地公園de愛ひろばというのがあって、自転車歩行者専用道路で琵琶湖まで行けるのでおすすめです。
ただこの場合200㎞走る前提になるので、草津線貴生川駅から近江鉄道(サイクルトレイン)で米原駅まで行って北湖1周という方法もあります。
ビワイチのコースを走っていると、上のようなペイントを良く見かけます。
これを決めた人に聞いたわけではないですが、基本的には
・ 上級コースは国道などの幹線道路や車道(推定時速30km~40km)
・ 低速コースは湖岸沿いの生活道路や歩道(推定時速10km~30km)
で分けているみたいです。
重なるところもあるのですが、分かれているところは大体そんな感じです。
急いで一周したいなら上級コースを、景色を楽しみながらのんびり走りたいなら低速コースです。
個人的なおすすめは全て低速コースです。
上級コースはむしろバイクとか車が走る道です。
自転車でも最速で回るなら上級コースへ。
【 このビワイチ区間の見どころや観光名所 】
米原駅が滋賀県内唯一の新幹線の停車駅ということもあって、東から来る人で米原駅がビワイチのスタート地点という人も多いと思います。
米原駅から東方面に、「中山道醒井宿(なかせんどうさめがいじゅく)」があります。
水路があって、宿場町らしい雰囲気で人気があります。
ここの湧水は平成の名水百選の、なんと1位です!
もし輪行して新幹線で米原まで来たのなら、JR東海道本線に乗り換えて醒ヶ井駅下車がおすすめ。
自転車だと米原駅から往復1時間くらいかかりますが、時間に余裕があれば是非。
蛇足ですが、宿場は醒井、駅は醒ヶ井と書くみたいです。
詳細は中山道醒井宿にて。
醒井から琵琶湖に行く時は国道21号線ではなく、もう少し北の天野川を越えた向こう側だと平地なので楽です。
湖岸のビワイチコースに出て、道の駅が湖岸沿いの米原市内に1軒、長浜の湖北町に1軒あります。
道の駅は定番の立ち寄りスポットですね。
長浜の方は「湖北みずどりステーション」という名前で、実はもともとここの湖岸沿いは野鳥の撮影スポットとしてすごく有名なところなんです。
時期によっては大きなレンズを付けた一眼レフを持った人がずらっと並ぶくらいで、その後道の駅ができたという感じです。
今もそうなのかは私は分からないのですが、そういうところなのだと気にしながら通ってみて下さい。
もしかしたらすごく良い写真が撮れるかもしれません。
(今もそうでした。夕方は結構人が並んでます)
米原や長浜は、琵琶湖の景色が良いところが続きます。
走っていても気持ち良いし、特に北側に近づくと小さな島がいくつもあったりで、写真的にも良い感じです。
長浜城は現代建築の博物館なのですが、見た目も良いし、湖岸沿いを走っていたら丁度横を通るので、是非寄ってみて下さい。
もともとは豊臣秀吉が建てたお城です。
もしこの辺で1泊するなら長浜観光をどうぞ。
長浜駅から少し東に行ったところにある黒壁スクエア(街歩きスポット)が人気。
また、鉄道が好きなら長浜鉄道スクエアはおすすめです。
ビワイチする人が良く利用する長浜の豊公園駐車場というのがここです。
車で来る場合の出発地点として有名。
琵琶湖北部まで行くと国道8号線と交わります。
ここは8号線を越えてすぐを左折し、賤ヶ岳随道(しずがだけずいどう)に向かうのがビワイチコースですが、そこの交差点を東に向かうとつるやパン、北に向かうと「余呉湖」があります。
つるやパンはたくあんの入っている「サラダパン」で全国的に有名になったパン屋さんで、今やこの辺で一番の立ち寄りスポットになってます。
ちなみに長浜の豊公園駐車場から東に少し行くとそこにもつるやパンがあります。
混んでなければどちらもちょっと自転車を置いておく程度のスペースはあるのですが、日曜祝日などは木之本の本店の方がまだ置けるスペースはあります。
余呉湖は以前人気のあったところで、湖畔に宿泊施設やキャンプ場などもありました。(今は共に閉鎖)
現在は丁度良いサイクリングコースとして、サイクリストも訪れるみたいです。
立ち寄りスポットというには少し離れていて、8号線の信号から往復で1時間くらいかかりますが、時間に余裕があれば是非。
賤ヶ岳は、あまりここに触れる人がいないのですが、そこそこ上りです。
ビワイチはほとんどが平地とよく言われるし、実際そうなんですが、賤ヶ岳は少し上らないといけません。(賤ケ岳と次の2か所)
峠ですけどそんなに斜度もきつくないし、距離も長くないので、自転車を押して上っても結構すぐです。
日頃から普通にスポーツバイクで走ってる人向けには、ちょっと上りがある程度です。
トンネルを抜けたところから下りなのですが、そこからの景色が良くて、「奥琵琶湖の写真」として見かけるものは、ここから写真を撮ったものもあるくらいです。
国道8号線から賤ケ岳隧道に行かずに8号線自体を進むこともできますが、古いトンネルで狭いため全くお勧めしません。
琵琶湖北部と言えば「奥琵琶湖パークウェイ」と言ってもいいくらい滋賀県人にとっては有名な立ち寄りスポットだったのですが、西から東への一方通行(自転車も)になったり、
通れるのが日中だけになったせいで、通る人が激減したみたいです。
結構な峠なので割りとヒルクライムがいける人にしか勧められませんが、上からは景色も良いので、余裕のある人や時計回りでビワイチする人は是非。
車やバイクの場合、普通は行きます。
琵琶湖最北端付近にある「ローソン西浅井塩津浜店」と近くの道の駅(人気の立ち寄りスポット)を最後に、ビワイチコース(低速コース)を示す青い矢羽の道沿いにあるコンビニは、高島市鵜川にある「セブンイレブンしらひげ神社前店」まで1軒もありません。(2019年現在)
距離は50kmくらいあるので、「次のコンビニで休憩」と思ってると全然無いので、マキノ駅近くのファミリーマートや、近江今津駅手前のセブンイレブン今津南新保店を目指そう。(どちらもビワイチ矢羽コースからすぐ)
トイレは、北部までは点々とあるので困ることはないでしょう。
逆に北部の琵琶湖がぐにゃぐにゃしてるとこらへんはあまり無いので、みずどりステーションやローソン西浅井塩津浜店とその近くの道の駅で補給がてら済ますのがおすすめ。
【 路面状況等 】
海津大崎は桜の名所で有名で、シーズン中は大阪京都から来る人もいるくらいですごく混んでいました。
実は私、一度車で桜の季節にうっかりそこを通ってしまって、酷い渋滞に巻き込まれたことがあります。
それ以来桜の季節にそこを通るのはやめてしまったので分からないのですが、たぶん今も桜の季節は多少なりと混雑してると思うので、ビワイチする人も注意が必要です。
あえてその季節に行くのなら、時間には余裕をもって。
【 区間感想 】
特に北部になると琵琶湖の景色が良く、「のどかな道+琵琶湖」では個人的に一番好きな区間です。
南湖のなぎさ公園区間やそれを対岸から望む景色も好きなので、私はその琵琶湖北部と南部がビワイチ2強です。
ただそれなりに上りもあるし、風が強い時もあるので、焦らずのんびり進むのがおすすめ。
ビワイチってそこそこ距離があるので、しんどいところで頑張るとあとあとに響きます。
全体的に車も少なく、道の状態も良いので、それも含めて走っていて気持ちの良い区間です。
【 このビワイチ区間の見どころや観光名所 】
高島市に入ると、点々とキャンプ場があります。
どこがおすすめとは書きませんが、琵琶湖岸のオートキャンプ場ではたぶん一番安い「六ツ矢崎浜オートキャンプ場」や日帰り入浴可能な「白浜荘」の前の「白浜荘オートキャンプ場」などがあります。
おすすめと書かない理由は単に私が利用したことがないからです。
滋賀県に住んでてキャンプ行くなら、やっぱり他府県に行きますw
湖岸沿いは点々と旅館もあります。
JRマキノ駅方面に向かい、さらに西に進むと「メタセコイア並木」があります。
滋賀県やビワイチの観光スポットとしてはもう相当有名になりました。
ランチやカフェのできるお店もあるので時間が合えばどうぞ。
ビワイチコースを外れてぐるっと1周してくる感じだと1時間かからないくらいなのですが、景色を見ながら走ったり、写真を撮ったりしていると結構時間がかかるので、1時間半~2時間はみておくほうが良いかもしれません。
メタセコイア並木からJRマキノ駅方面に向かい、マキノ駅から南東に琵琶湖に出ると、近くに湖のテラスという公園があります。
ちょっと目を引く建築物があって、その向こうの琵琶湖に出られます。
インスタとかの影響だろうけど、ここもすっかり立ち寄りスポットとして有名になりました。
天気の良い休日などは結構写真を撮ってる人がいます。
メタセコイア並木に行かずに湖岸を走っていた場合はここの横を通ります。
JR近江今津駅から東の湖岸沿いに今津港があるのですが、その少し手前にヴォーリズ建築に関する案内板があって、そこから少し西に行くとヴォーリズ建築の資料館などがあります。
ヴォーリズとは近江兄弟社の設立者でもある、有名な建築家です。
すぐそこなので興味のある人は是非。
また、そこからすぐ近くに今津で恐らく一番古いお店として知られる「喫茶きく」という喫茶店があります。
そこの名物フルーツパフェは地元の女子高生にも人気だそうです。
大体みんな食事としての果物って摂取量が足りてないらしいし、ビワイチ中なら甘い物も補給できるので丁度良いですよ。
たまにテレビなどでも取り上げられる「針江の川端(かばた)」があるのが高島市新旭町です。
ビワイチコースからは離れますが、少し散策しても良いですね。
各家庭に湧水が引いてあって、野菜を洗ったりするみたいです。
この辺の湖周道路沿いに、以前は「しんあさひ風車村」という道の駅があったのですが、グランピングの宿泊施設に変わってしまって、道の駅では無くなってしまいました。
補給ポイントとして立ち寄ったのですが、自動販売機もないし、トイレも奥にあって借りれそうに無い雰囲気(宿泊者だけ?)だったので、違うところで済ませました。
ビワイチ定番の休憩スポットだったのに残念です。
道の駅のつもりで予定している人は注意して下さい。
風車は残ってるのでまだ立ち寄る人は多いみたいです。
グランピング目的の人には丁度良いですね。
代わりといってはなんですが、そこからもう少し進むと湖岸沿いに「びわ湖こどもの国」(高島市安曇川町北船木2981)という公園があります。
大型遊具のあるこの辺では割りと人気のある遊び場です。
入場無料で自動販売機やトイレもあるし、気持ちの良い公園なので休憩スポットとしておすすめです。
地図上では湖岸に向かってすこし走るように見えますが、すぐ近くにあります。
湖周道路が終わって国道161号線と交わるところは、ビワイチコースは161を越えて直進するようになってます。
それに従って進むと、左折してから街道の雰囲気の良いところを走ります。
その後、JR近江高島駅の近くまで来ると乙女ヶ池と大溝城跡があって、
特に乙女ヶ池はビワイチコースからすぐのところに、NHKの朝ドラ「ごちそうさん」のロケに使われた「太鼓橋」があるので、立ち寄りスポットにおすすめです。
上手く撮れるとなかなか写真映えします。
大溝城跡は城関係が好きな人はどうぞ。
NHK大河ドラマ「江」の舞台となった小谷城の浅井三姉妹うちの一人、お初に関係するお城です。
大津市に入る直前に「白鬚神社」があります。
実際に確認したわけではないのですが、2021年末頃に人身事故があって、それ以降階段から琵琶湖に降りることができなくなったそうです。
白髭神社から鳥居側へ道を横断しないようにして下さい。
琵琶湖に浮かぶ鳥居がビワイチでも相当有名な観光スポットになりました。
ちなみに上で書いてた「セブンイレブン白鬚神社前店」は、白鬚神社の前にあるわけではなく、実際にはそこからもう少し南にあります。
白鬚神社の前くらいからしばらくは歩道の無い国道161号線を走らなくてはいけないのですが、全ビワイチコースの中でもここが一番危険です。
少し湖岸を走れるところや、JR北小松駅の前を走る道など、少し迂回できるのでそちらがおすすめ。
JR北小松駅の少し手前と言うか横から、山側の「比良げんき村」という方向に向かい、もう少し上ると楊梅の滝という滋賀県で一番落差のある滝があります。
ただ「一番」と言っても「いくつかあるのをを足して」ということみたいなので、一番滝らしいところでも(上の写真)そこだけではそんなに落差はありません。
それと、そこに行くまではそこそこの上りなので、体力的に厳しそうな人には全くおすすめできません。
普段からヒルクライムに行ってる人なら、距離も短いのでなんら問題ないくらいです。
ただ立ち寄りスポットというにはちょっと距離が離れています。
北小松駅を越えて再び国道161号線に出るところは、161号線を跨ぎ湖岸方向に行くと、「びわ湖レイクサイド自転車道」が始まるので、その後しばらくはそれに従って進むと琵琶湖の近くを走れます。
この道は湖岸よりも少し内陸側を走るのですが、それ以外で湖岸を走ろうとしても、大体がコの字型のように、ほんの少し琵琶湖に出てはまた戻るというのを繰り返すだけというのと、
砂利も多いし地域の生活道だし、ビワイチには向いてないです。
結構時間をロスします。
なので、湖岸にいけそうでもレイクサイド自転車道を走ってる方が無難です。
実はレイクサイド自転車道が始まるところから県道558号線(旧国道161号線)は走りやすくなります。
こちらは湖岸からだいぶ離れますが、少し高い位置を走るため琵琶湖が良く見えて、景色が良いのは実はこっちだったりします。
ビワイチだから湖岸が良いとか、水遊びしたいとかならレイクサイドの、特にJR北小松駅から蓬莱駅(ほうらいえき)までの間は湖岸にも近いです。
景色が良いなら558号線を同じく蓬莱駅まで。
ちなみに水遊びするならこの辺までがおすすめなので、まだなら済ませておこう。
JR近江舞子駅と比良駅の間の県道322号線を西に進むと、「天然温泉比良とぴあ」があります。
上り基調だけど、線路のとこらへんから大体10~20分で行けます。
こじんまりとした温泉施設だけど、私は結構好きな方です。
620円。(2019年現在)
JR近江舞子駅付近でもそうですが、比良駅を越えて小野駅まではほとんどがJRの高架横を走れます。
558号線とレイクサイド自転車道のどちらから来ても、蓬莱駅を過ぎてからは高架横がおすすめです。
全然ビワイチっぽくないけど、道に迷うことはないですw
558号線を渡り、高架を目指してください。
琵琶湖大橋の少し手前にあるJR小野駅の近くに、なぜかソフトクリームの食べられるスポーツバイクショップの「どてるし」があるので休憩にどうぞ。
ビワイチコースにしたがって小野駅の西側を通った場合は、坂を下って558号線に出た時に、横にあります。
ここには自転車部品の自動販売機があります。
私が見た時には他にクリートや瞬間パンク修理剤などが置いてありました。
店内にはチューブラーも置いてあります。
お店の雰囲気もすごく良いので(人的に)、滋賀在住で行ったことの無い人も是非立ち寄ってみてください。
トイレは高島市に入ったところから点々と、ずっとある程度の間隔で湖岸にあるので困ることはないでしょう。
JR蓬莱駅付近から少し内陸を走り、しばらくトイレが無くなるので、必要ならそこまでで済ましておくのがおすすめ。
その次なら琵琶湖大橋の麓にある道の駅を目指そう。
琵琶湖大橋の一番上は展望所のようになっているので、南湖を周る人も一度行ってみるのがおすすめです。
見ない時はないというくらい、ここを通るとロードバイクの人が写真を撮ってます。
ビワイチしてる人の定番の写真スポットですね。
少しキツイ坂を上らないといけないので、体力的にキツイ人は自転車を押して上ろう。
【 路面状況等 】
高島市に入ってからの湖周道路は車も少なく道の状態も良く走りやすいです。(JRマキノ駅付近~JR近江高島駅付近まで)
国道161号線バイパスの無い区間(白髭神社の前あたり)だけ、車が湖岸に来るので、そこが走りにくくなります。
距離は5kmくらい、一気に行ってしまうしか無いです。
高島市に入ったくらいから青い矢羽が極端に減ります。
これは単純に無くても分かるからだと思います。
レイクサイド自転車道になってからはそれに従って進みます。
その間、青い矢羽はほとんどありません。
レイクサイド自転車道は舗装状態も悪くないのでそれでも良いのですが、車道も全然車が通らないところもあるので、歩道の継ぎ目の無い車道がおすすめ。
この辺り、特に湖岸近くを走らないところでは見るところもないし、信号もあまりないので割と早く進めます。
【 区間感想 】
ビワイチとは直接関係無いのですが、この辺りは琵琶湖の水もキレイだし、キャンプ場もいろいろあるので、キャンプするならおすすめです。
もうね、この辺にいいとこあるのになぜ南部でキャンプするのか理解に苦(略)
ずっと前は福井県の海がキレイだったので良く行っていたのですが、今なら高島市がいいかなぁと思うくらいです。
高島市湖岸の湖周道路と言われているところは、ドライブやツーリングでも人気のコースです。
私自身も良く行ったし、友達や知人に誘われて行った事も何回もあります。
そこにデイキャンプや鍋パーティーしに行くくらいなので、やっぱり良いんだと思います。
【 このビワイチ区間の見どころや観光名所 】
ビワイチの中で最も混雑している区間です。
県道558号線(旧国道161号線)をそのまま南下していくと、ビワイチとはあまり関係の無い繁華街を通り抜けるだけになります。
かといって琵琶湖沿いはほぼ走れません。
ある程度は走れますが、急ぐなら妥協して県道558を南下する方が速いです。
青い矢羽根は住宅地の中や高架の横に沿って進むので、のんびり安全に行くなら矢羽根がおすすめ。
琵琶湖大橋を渡らずに丸々1周する場合でも、琵琶湖大橋の一番上は展望台みたいになっているので是非どうぞ。
琵琶湖大橋の麓に道の駅があって、ここから琵琶湖大橋の下をくぐっていく走りやすいコースがあります。
その後下町に入り、クネクネと進むことになるので、急ぐなら適当なところから558号線に戻ります。
急がなくても良いなら、湖岸沿いをクネクネと進んでいくと「浮御堂」という琵琶湖の上にお堂が建っている満月寺というお寺があるので行ってみて下さい。
ここも観光スポットとしては結構有名。
この辺りの下町の雰囲気は結構好きなので、そういうのが好きな人は是非どうぞ。
ちなみに上の写真の場所は、浮御堂の少し北くらいから琵琶湖のところまで出て南下すると小さな公園があって、そこから撮ったものです。
その後558号線に出ます。
そこをそのまま南下しても良いし、越えて青い矢羽根のコースに行きます。
大津市雄琴の558号線沿いに無料の足湯「おごと温泉観光公園」はちょっと休憩できる立ち寄りスポットです。
矢羽根のコースもここの前を通ります。
公衆トイレとカフェもあるので休憩にどうぞ。
道はこのおごと温泉観光公園の前の細い道をしばらく走れます。
少し行くとJR比叡山坂本駅があって、そこから大津京駅まで高架下を走れます。
全然ビワイチしてる感じではないけど、交通量は少なくて走りやすいです。
ちなみに2020年9月放送の探偵ナイトスクープの「ソフトクリームが巻けない回」はここですw
大津市坂本は延暦寺の門前町として栄えた風情ある街で、観光名所としてすごく有名です。
すごく雰囲気が良いので、時間があれば街ブラもどうぞ。
また、ここには日吉大社というすごく大きな神社もあります。
ここから南に少し行くと坂本城跡がありますが、城跡らしいものは残っていません。
ただ坂本城跡公園(558号線沿い)に明智光秀が祀られていて、石像の下に
ちょっと笑えるコメントが書かれていますw
ここでの悪魔とはもちろん極悪魔人織田信長です。
県道558号線沿いにあるので、是非寄ってみて下さい。(湖上の赤い鳥居が目印)
大津市柳が崎あたりから山側に行くと近江神宮があります。
「ちはやふる」の聖地なので、好きな人は是非どうぞ。
地図にある「BRANCH大津京」は単にショッピングモールなんですが、おおきなモンベルショップがあるのでお好きな人はどうぞ。
ほとんど服ですけどw
大津港の案内に従って琵琶湖岸に行くと、大津なぎさ公園に入ります。
この区間、トイレはあまりありませんが、琵琶湖大橋の道の駅、おごと温泉観光公園、坂本城跡公園にあるので十分と言えます。
ただ坂本城跡公園のトイレは昭和のトイレなので、道の駅やおごと温泉観光公園で済ましておきたいところです。
県道558号線から近江神宮に向かう県道30号線とは反対にびわ湖の方に向かうと、柳が崎湖畔公園というところがあって、そこの駐車場のゲートのところにもトイレがあります。
その後はなぎさ公園にトイレがたくさんあります。
コンビニについてはわざわざ書かなくても良いくらい点々とあるのと、スーパーや買い物できるところはたくさんあります。
ただこれは県道558号線の話です。
琵琶湖側や山側を走るところではコンビニはあまりないので、補給の場合は一度県道558号線に出て、しばらく走ると良いでしょう。
【 路面状況等 】
県道558号線は南の方に行くほど歩道を歩いている人が多くなり、車道は交通量が多いので、おごと温泉観光公園以降は青い矢羽根に従って進むのがおすすめです。
【 区間感想 】
ビワイチの中で最も走りにくい区間です。
ただこのあとのなぎさ公園や唐橋から琵琶湖大橋までの琵琶湖一と言っても良いくらい気持ちいいコースがあるので、この区間を通らないわけにはいきません。
大津エリアはビワイチで最も長いこともあって、観光スポットもたくさんあります。
大津市坂本、日吉大社、延暦寺、近江神宮、三井寺などです。
ビワイチの途中で延暦寺まで行ってられないと思うけど、泊まりで時間のある人は是非どうぞ。
なお、この辺りから南に進むにつれ、琵琶湖の水は汚くなっていくので、水遊びは琵琶湖大橋に来るまでに済ませておきましょう。
【 このビワイチ区間の見どころや観光名所 】
先に触れておくと、大津側のなぎさ公園の他に、守山(琵琶湖大橋付近)にも「なぎさ公園」というのがあります。
このページでは大津側を大津なぎさ公園、守山側を守山なぎさ公園と表記します。
大津なぎさ公園は北は大津港から、南は近江大橋(または唐橋)までの湖岸沿いの公園です。
散歩してる人も多いので自転車で急ぐようなところではないのですが、すごく気持ちいい公園なので、時間に余裕があれば是非通ってみて下さい。
幹線道路の県道558号線(その後の県道18号線)よりも琵琶湖側(琵琶湖のすぐ横)を通ります。
公園内を走らないにしても、公園の横の道の方が18号線よりも車も少ないし信号も少ないのでおすすめです。
大津港付近では「びわこ花噴水」という噴水があって、昼は虹が出たり、夜はライトアップされていて人気の写真スポットです。
常に噴水が出ているわけではなく、2021年時点の噴水タイムは12時、15時から30分間と、18時30分から1時間で、第2・4水曜は休みです。
トイレは公園内に点々とあります。
コンビニは全くありませんが、もし補給をしたいのなら県道18号線にはすぐ戻れるし、そちらにはいくつかコンビニがあります。
途中県道18号線に出ると、おうみテラスというショッピングモールがあります。
ここの入口の向かいにラジオのスタジオがあって、滋賀県では有名なe-radioの公開放送がされています。
吉本の芸人さんが出ている時もあります。
なぎさ公園に戻って湖岸を走り、その後近江大橋を渡ってもいいし、唐橋に進むなら琵琶湖沿いを走って近江大橋の下をくぐり抜けて行けます。
近江大橋から唐橋まではホントにすぐなので、ここで近江大橋を渡ることは無いかなぁ。
近江大橋を越えてすぐにあるのが膳所城跡公園です。
ここも桜の名所なので、時期が合うなら立ち寄りスポットにどうぞ。
湖岸沿いを走る場合は、この公園の中を通り抜けて、琵琶湖のすぐ横を走っていきます。
膳所城跡公園を抜けてからはまたなぎさ公園という名称になるみたいです。
その後鉄道、国道1号線の下をくぐり、唐橋まで行けます。
途中で湖岸にいけなさそうな感じになるところもいくつかありますが、唐橋までずっと琵琶湖のすぐ横を走れます。
唐橋は100名橋だったか何かでも有名な橋で、東海道ウォークなどでは定番の写真スポットです。
ここをビワイチ(200㎞)のスタート地点にする場合、駅は東海道本線(琵琶湖線)石山駅が最寄り。
京都や大阪から電車で来る人には良いかも。
北湖(150㎞)なら湖西線でJR堅田駅へ。
トイレは近江大橋を越えてから、膳所城跡公園と途中にもうひとつあります。
【 路面状況等 】
公園内の基本的な路面はタイルとダートっぽい舗装のあれです。
自転車で走ってると少しジャリジャリいいますが、舗装されています。
そんな感じなので良いとは言えませんが、そもそも公園だし急がないので十分です。
急ぐのであれば初めから県道18号線を走っておく方が良いですね。
【 区間感想 】
大津なぎさ公園は多くの人が散歩してたりしますが、広いので混雑しているわけではなくまばらです。
なので自転車でも結構快適に走れます。
膳所城跡公園を抜けてからは狭くなるので、人が多い場合は県道に出ても良いのですが、ここはここでまた変わった景色なので、湖岸がおすすめです。
ビワイチって結構琵琶湖大橋を通る、いわゆる北湖一周をする人が多いみたいなんですが、個人的にビワイチの中で一番走っていて気持ちいいのは南湖の南側、つまりこのなぎさ公園区間と、唐橋~琵琶湖大橋区間です。
水がキレイなのは北側なので、湖岸で休憩したり、水遊びするなら北側の方が良いんですけどね。
【 このビワイチ区間の見どころや観光名所 】
なぎさ公園と同じく、湖岸が緑地公園化されていて、トイレが点々とあります。
この辺りでトイレに困ることはまずないでしょう。
唐橋を渡ってからすぐ左に公園があって、湖岸を走れるのでそちらに。
最初だけ少しダートですが、すぐに舗装路になります。
琵琶湖沿いのイオンモールには自転車屋さんがあって、私が見た時にはパッド付きインナーパンツも売っていたので、おしりが限界の方は二重にどうぞ。
スイーツが食べられるお店とかもあるので甘い物補給もできます。
東側の別館には、ビワイチ沿線では貴重な水春というスーパー銭湯があります。
イオンモールを越えて橋を渡るのですが、その先に「矢橋帰帆島公園(やばせきはんとうこうえん)」があります。
矢橋帰帆島公園には低料金のキャンプ場もあるので、ビワイチで泊まりの人にとっては有力な候補です。
湖岸沿いの公園でテント立ててキャンプしてる人多いですけどw
もう少し進むと左手に「烏丸半島(からすまはんとう)」とその向かいの右手に「道の駅草津」があります。
道の駅はこの道沿いでは定番の休憩スポットですね。
烏丸半島はCateye草津ナイトレースが行われているところです。
夕方から始まるのでビワイチ中に見ることはないかもしれないけど、一応そんなのがあるということだけでも。
また、水生植物公園(要入場料)があって、結構楽しめるのでおすすめです。
あとイナズマロックフェスティバルが行われているところでもありますね。
道の駅草津の隣には「Rock Bay Garden」というレストランもあるので、ランチにどうぞ。
琵琶湖大橋の少し手前に「佐川美術館」があって、割りと有名な物が展示されてたり、何か来てたりするので、お好きな人はどうぞ。
【 路面状況等 】
北に進むにつれ道幅も広くなり、自転車で快適に走れる区間が多くなります。
歩道は路面状態も良い上に、ずっと湖岸なので停まらずに走り続けることができます。
【 区間感想 】
この区間は個人的に結構好きな道で、自転車以外に車やバイクでも何回も通ったことがあります。
走っていて気持ちいいので、ドライブやツーリングの定番コースでもあります。
自転車なら公園内の湖岸ギリギリを走っても良いし(ダートだけど)、大津のなぎさ公園とはまた違った良さがあり、なかなかおすすめです。
ただ休日だと釣りをしてる人も結構いるので、お互い邪魔にならないように気をつけたいところです。
逆に観光するようなところはそんなに無いので、気持ちの良い道をのんびりサイクリングがメインです。
蛇足ですが、この辺は駐車場(無料)も多いし、公園内でバーベキューが可なんです。(直火は禁止)
公園だとバーベキュー禁止なのが普通だと思うので、すごく良いですよね。
【 このビワイチ区間の見どころや観光名所 】
琵琶湖大橋を渡ってきた人は、橋を渡ってすぐ左に降りていける短い階段があるので、自転車を担いで降りるのがビワイチをする人には一般的です。
少し北上すると「ピエリ守山」というショッピングモールがあるので、そこに立ち寄る場合は階段を降りずに進んで、ピエリ守山駐車場へ。
ここの西の方の駐車場(Eエリア)はビワイチ用に車を停めて良いとしてくれています。
車に自転車を乗せてビワイチに来る人のスタート地点に最適。
ピエリ守山にはフードコートもあるので、1周して帰ってきたところでご飯が食べられるというのも良いですね。
また、ピエリ守山の琵琶湖側にはビワイチ沿線では貴重なスーパー銭湯の水春があります。
イオンモール草津にもありますが、ピエリ守山はお風呂が2階にあって、琵琶湖を見ながらお風呂に入ることができます。
昼でも夜でもなかなか良い眺望なのでおすすめです。
水春北側(琵琶湖側)に駐輪場とサイクルラックがあります。
もう少し北上すると、右手のホテルの1階にGIANTストアがあるので、行ったことの無い人はどうぞ。
その向かいくらいの湖岸が守山側のなぎさ公園で、そこに
サイクリストの聖地碑が立ってます。
いまやビワイチ定番の立ち寄りスポットです。
そしてそのすぐ近くに新たなモニュメントが。
良くある英語のモニュメントです。
サイクリストの聖地碑の写真を撮る人はビワイチしてる人くらいだから稀なのだけど、こっちのモニュメントは結構みんな写真撮ってますね。
東近江市に入る少し手前の県道26号線を南に2kmちょっと進むと、ラ・コリーナという全国的にも有名なバウムクーヘンのお店(たねや・クラブハリエ)があるので、これもお土産の筆頭候補です。
ジブリの世界みたいとすごく話題になったやつです。
ただ休日だとレジが大行列なので、寄り道分の距離も合わせて時間に余裕があればという感じです。
クラブハリエ自体は滋賀県内のあちこちにあるので興味のある人は検索してみて下さい。
ラ・コリーナまできたら八幡堀や安土城跡がすぐ近くにあります。
どちらも観光スポットとしてすごく有名。
トイレはGIANTストアの前の公園、野洲市吉川の公園、近江八幡市津田町の近江八幡運動公園(ここだけ右手)にあります。
近江八幡運動公園のトイレには「グランド利用者のトイレ」だとか「だから午後5時で閉める(開くのは朝8時半)」だとか書いてあって利用しにくいです。
コンビニも少しあります。
トイレは他に近江八幡市牧に1箇所あるのはあるのですが、使用できる期間が9月1日~11月末までという謎トイレです。
期間外は入口が板で封鎖されているので入ることもできません。
【 路面状況等 】
道の状態は比較的良く、信号も少ないので、急ぐなら丁度良い区間でもあります。
歩道も状態が良く、信号をスルーできるため、こちらがおすすめ。
近江八幡市の長命寺とか長命寺港がある方面への県道25号線(国民休暇村があるところ)は、県が発表しているビワイチルートでは通らないことになってるんですよね。
道自体は車2台がなんとかすれ違えるくらいの幅しかないので、それが理由なのか、休日はバイクでブイブイ言わしてる人がいるからなのか定かではありませんが、別に通れないことはないんですよ。
そちらの方は信号が全く無くて、車さえ通らなければ自転車で最も走りやすいタイプの道です。(アップダウンはあります)
道の状態は普通。
迂回路側の県道25号線は普通の道になるので、信号もあるし交差点もあります。
歩道は両サイドにあるのですが、西側の歩道は状態が悪いので、歩道を走るのであれば東側が状態も良いのでおすすめ。
蛇足ですが、2013年12月に改正された道交法で自転車の逆走が不可(違反)となりましたが、歩道は順走・逆走の区別はありません。(どちら向きに走っても可)
また、長命寺に行く交差点を県道25号線に進んで少し行くと左に行ける道があって、実はここの道が一番おすすめです。
青い矢羽根のコースにならなかったのはたぶんこの辺の地区の同意が得られなかったとかそんなことだと思います。
【 区間感想 】
近江八幡市は八幡堀などがドラマなどの撮影で使われることもあって、観光スポットとして結構有名でおすすめです。
観光する時間の余裕はないかもしれないけど、湖岸沿いの県道25号線から八幡堀までは結構すぐです。
あと、個人的日本一のお城の安土城跡もあります。
でもお城が好きじゃない人にとっては単なる石垣と階段なので気を付けて下さい。
安土城跡からもう少し北に行くとけいおん聖地の旧豊郷小学校があります。
【 このビワイチ区間の見どころや観光名所 】
東近江市の形が一部出っ張っていて琵琶湖に面しているところがありますが、東近江市自体はあっという間に終わります。
愛知川を境に北は彦根市になります。
琵琶湖からはだいぶ離れますが、けいおん!の聖地、豊郷小学校旧校舎はこの区間にあります。
彦根に入って少し進むと琵琶湖岸に「あのベンチ」と呼ばれているベンチがあります。
Googleマップでもあのベンチって出てきます。
彦根市街では、湖岸を走る県道25号線から東にすぐのところに彦根城があります。
堀の向うにそびえ立つ佇まいはまさに日本の「ザ・お城」といった感じなので、お城が好きなら絶対行った方がいいです。
上の写真は彦根城の外から撮っているのですが、この堀の向こう側にも行けるので、そこまで行くともう少し大きく彦根城が見えます。
そのさらに内側に行く場合に入場料が必要です。
観光地としても人気なので、時間があるなら街ブラもどうぞ。
彦根城から少し東に行ったところにある観光駐車場にはお土産が買えるお店もあって、ひこにゃんグッズも買えるので是非どうぞ。
なお滋賀に一つしかない(2022年現在)ファーストフード店のSUBWAYは、南彦根駅近くのビバシティーの中にあります。
彦根城を越えてしばらく行くと県道2号線になり街中を走りますが、松原橋の信号を左に行くと再び湖岸を走ります。
少し進むと、「鳥人間コンテスト」が行われている「松原水泳場」があります。
だからといって何かあるわけではないのですが、琵琶湖の水はここらへんから北はすごくキレイになるので、休憩がてら水遊びなどでもどうぞ。
写真では鳥人間用の足場がありますが、普段はありません。
蛇足ですが、滋賀に住んでいてもうっかり「海水浴場」と言ってしまう時があるのですが、海水ではないので「水泳場」です。
もう少し進むと米原市になり、これでビワイチ走破です。
電車の人はその辺から適当に東に進んで米原駅に、車で長浜の豊公園に停めている人はもうちょっと走るとゴールです。
トイレは東近江市栗見新田のコースから外れた湖岸沿いの公園にひとつ、彦根市下石寺の公園(空き地っぽいとこらへん)にひとつと、松原水泳場にもあります。
コンビニは彦根市新海町にセブンイレブンと、市街地付近にいくつかあります。
【 路面状況等 】
東近江市のところは少し遠回りになりますが、県道25号線を外れて湖岸沿いを走れます。(大同川を挟んで北と南)
わざわざそこを通るほどでもないのですが、栗見新田在家公園のトイレに行く人はそちらに。
それ以外では湖岸沿いから少し内陸側を走る部分が多いので、ビワイチしている感じでもなかったりします。
ただこの辺りは西側には比良山地、東側には伊吹山が良く見えて、特に雪化粧しているとすごくキレイなので、寒い季節に行くなら是非頭の片隅にでも入れておいて下さい。
【 区間感想 】
湖岸から離れているところが多く立ち寄りスポットも少ないからビワイチしてる感じもしないので、距離を稼ぐ区間のイメージが強いです。
実は左手には公園がずっと点在しているのですが、それも公園なのか空き地なのか良く分からないところが多いです。
大津市だとひとつの区画の公園に駐車場とトイレがあるのですが、このあたりはそうでもなく、トイレはほとんどないのと、駐車場が無いのが普通です。(適当に停めておく感じ?)
ビワイチ中の自転車トラブルの対策について。
パンク修理、チューブの予備が無い、携帯ポンプを忘れてきた、チェーンが切れた、何か壊れたなどで自転車屋さんに行きたい場合。
湖岸は基本的に田舎で繁華街がありません。
湖岸が繁華街なのは大津(堅田から南)くらいです。
それでも、湖岸からなんとか行けそうなお店をまとめました。
Googleマップで検索しても出てきます。
アヤハディオとは、滋賀県に多くあるホームセンターです。
■ アヤハディオ
■ じてんしゃチャンピオン
■ サイクルベースアサヒ
他に、草津市の湖岸沿いのイオンモール草津の中にも自転車屋さん、カインズホーム彦根店がビワイチコース沿いにあります。
街の自転車屋さんやスポーツバイクショップでも個人店は休日に休みのところもあるので、検索して行くにしても営業しているか要確認です。
・ 電車について
断念せざるを得ない場合、滋賀県は電車が琵琶湖を一周しているので、どこからでも輪行しやすいです。
西はJR湖西線、東はJR北陸本線、南はJR東海道本線(琵琶湖線)です。
運が悪くなければ、湖岸から最寄の駅まで遠くても5km以内だとおもいます。
ビワイチしようと思うくらいの人なら、自転車押して徒歩で5kmなんて余裕です。
個人的にはこれができるので、ビワイチは安心していけるロングライドです。
ケガなどで歩くのが辛い場合は、タクシーという手もあります。
安くはないですけど、自転車と一緒に乗れるタクシーがあるので必要なら検索してみて下さい。
ちなみにウォーキングでビワイチというイベントもあるみたいです。
滋賀県は南北に長い県で、ビワイチの最北端と最南端では結構気温が違います。
真夏と真冬は安定して暑いか寒いかなので服装も決まってますが、中途半端に涼しい季節4月~6月や10月11月は、南北で結構気温が違います。
常に汗ばむほどペダルを回す人は良いですが、そうでないなら用意したものにもう1枚多めに長袖を持っていくと安心です。
おすすめはウインドブレーカーや暖かいインナーなど、小さくなるもの。
予定がずれ込んで日が落ちてしまった時も使えます。
個人的には雨天の時に使えるカッパがおすすめ。
気温は滋賀県南部は東京大阪などと比べると少し寒く、長野などと比べると暖かいのですが、風がある分もう少し寒くなります。
またビンディングシューズの場合、薄手の靴(ゴムサンダルやスイムシューズなど)があると便利です。
ラ・コリーナなどの大きなお店の中を歩き回る時や、観光スポットで少し歩く時などの他、急なトラブルで自転車屋さんまで歩く時、リタイアする場合に履く時などです。
基本的な持ち物
あると安心なもの
そんなにかさばる物でもないので、私は常にこれを自転車に載せてます。
各々で必要なものを選定して貰えれば。
予備のライトは良い物ならそれにこしたことはないですが、私は100円均一の小さなライトを予備に付けてます。
ライトって意外にぶつけたらすぐ壊れるんですよ。
変換アダプターは、携帯ポンプでMAX入れるのがしんどい場合に、ガソリンスタンドとか、適当な家で空気入れを借りる時に使います。
ママチャリ用の空気入れを置いてあるところは結構あるので、携帯ポンプが壊れた時でも、アダプターさえあればなんとかなります。
もとが英式(ママチャリ等の一般的な自転車)の場合、仏式のポンプの口を英式に変換できるアダプターを持っていけば、他のサイクリストに借りることができます。
予定の距離(例えば150km)を走ったことが無い場合、おしりが痛くなる可能性があるので特にロードバイクの人は対策しておく方が良いです。
最もおすすめは、自転車用のクッションパッド付きインナーパンツを2枚履くことです。(これ最強)
最低でも1枚は履いておきたいところです。
レーサーパンツを履いている場合でも、古くなっているとクッション性が悪いので、インナー履いた上にレーパン履くと良いです。
パッド付きインナーは草津市の湖岸沿いにあるイオンモール草津の自転車屋さんで1,000円ちょっとくらいで売っているのを確認してます。(2019年)
大津の湖岸沿いにあるサイクルベースアサヒにあるかは確認してませんが、アサヒならありそうです。(ありました)
1周してる最中におしりが限界に来た人はそこでインナーパンツを買ってみてください。
リュックは腰や肩が痛くなるのでなるべく無い方が良いし、使うにしてもなるべく軽い状態で使う方が安心です。
リュックの重さはおしりの痛みにも影響するからです。
ズボンの厚みも影響するので、例えば薄いジャージよりも厚手のジャージの方が痛くなりにくいです。
一般的に向いていないと言われるデニム(膝の曲げ伸ばしがしにくい)ですが、おしりの痛みには有効なので、特に女性はデニムのショートパンツがかわいいのでおすすめです。
特にロードバイクは腰が痛くなりやすいので、初めから対策しておく方が無難です。
圧倒的に腰にくるのは重いリュックです。
リュックである必要が無ければ、ウエストバッグ、ヒップバッグ等がおすすめです。
一般的に「腰が痛い」というものでは、実際には足の使いすぎからくる腰付近の筋肉痛・神経痛が原因だったりします。
自転車の場合強くペダルを漕ぐと腰が痛くなる傾向にあるので、「無理して強く踏まない」とか「立ち漕ぎでやり過ごす」等がおすすめです。
休憩時には軽く伸びをする、腰を回す、足をマッサージするなども効果的です。
私の場合何もストレッチせずに100㎞くらい走ると腰がピリピリしてきて、150㎞くらいにはかなり痛くなってくるのですが、最初の休憩からずっと軽くストレッチをしているだけで200㎞くらい走っても腰が痛くなりません。
ビワイチの所要時間はおよそ、北湖だけで10時間、南湖も含めると12時間ほどかかります。
北湖が150kmなので、慣れてる人だと「6~8時間くらいか」と思うかも知れませんが、写真を撮るのに意外に時間がかかるので、10時間が妥当です。
ちなみに私の場合、「休憩込みで平均速度1時間20km」でいつも計算してて、北湖は8時間かかりました。
予定通りですw
ただできればアベレージ25㎞くらいで走りたいんですけどね。
普通はもっと写真撮る事が多いので、やっぱり10時間が妥当なところです。
時間は一人だと予想も立てやすいのですが、グループだと思っていた以上にかかるので注意。
そう言えばたまにミニベロや折りたたみ自転車でビワイチしてる人もいますが、タイヤが16インチ以下とかだともっと遅くなると思います。
もともと自転車に乗り慣れていたり、1日100km~200kmをある程度余裕を持って走れるなら良いのですが、
そうではない場合、例えば150kmを初めて走るというような場合は、翌日は体は痛いしクタクタだし、それで仕事や学校となるとこれはなかなかにキツイです。
どこから来るにしても、ビワイチの翌日は休みがおすすめです。
せっかくなら一泊二日や二泊三日で観光もしてみて下さい。
ビワイチ沿線でおすすめの観光地。↓
滋賀県は2022年3月、「滋賀県サイクリストにやさしい宿」の募集と認定をしました。
対象は滋賀県内の宿泊施設。
認定条件は
など。
認定された宿泊施設の一覧はこちら。
滋賀県サイクリストにやさしい宿
自転車持ち込みが可能かどうかをいちいち問い合わせなくていいので良いですね。
大きなホテルのほかにも旅館やゲストハウスなどがあります。
ビワイチ沿線での宿泊地で個人的におすすめなのは観光地としても人気のある長浜市、彦根市、近江八幡市です。
長浜観光は黒壁スクエアと呼ばれるエリアの散策が人気。鉄道が好きなら旧長浜駅舎や機関車の展示があります。
近江八幡観光は八幡堀と近江商人屋敷の街並み、ラ・コリーナ、安土城跡などがあります。
彦根観光は彦根城と城下町の散策。
個人的には長浜の黒壁スクエアあたりはちいさな居酒屋も多いので、夜に飲み歩くならおすすめです。
また、琵琶湖からはだいぶ離れてますが信楽観光は朝ドラのスカーレットの影響ですごく人気があります。
アニメが好きならけいおん聖地の豊郷小学校は欠かせません。
新幹線で来る場合、滋賀県には新幹線の停まる駅が「米原(まいばら)」しかないので、米原一択です。
西から新幹線だと京都で降りてJR東海道本線(琵琶湖線)に乗り換えて、大津、膳所、石山のいずれかで下車。
平日の場合、朝の東海道本線は地獄のように混んでるので、西からでも新幹線で米原までというのも手。
北湖のみのビワイチの場合、新幹線で京都駅まで来て、東海道本線に乗り換えて山科駅まで行き、湖西線に乗り換えて堅田駅下車で琵琶湖大橋のすぐ近くです。
車に自転車を乗せて来る人向けに駐車場について書いておきます。
無料駐車場の場合
まずビワイチは全体的に、夏休みの期間は湖岸沿いの無料の駐車場は混雑します。
以下に挙げるのはあくまで無料で停められる駐車場というだけで、そこに一日中車を停めっぱなしにして良いかは知らないし、そこに停めて何か問題が起こっても責任は持てません。
ピエリ駐車場に停めておいてビワイチ帰ってきてそこの温泉に入るというのは定番ですね。
北湖だけを周る場合のスタート地点に最適。
琵琶湖岸はGoogleマップとかで「P」と表示されているところは大体公園と駐車場です。
「湖岸緑地」と書かれているもので、基本的にはゲートも無く深夜早朝でも車の出入りが可能です。
南湖の西側は全くないわけではないのですがおすすめはしません。
大きな川になると河川敷公園と駐車場があったりしますが、たぶん河川法か何かの影響で駐車場はゲートが閉められて午後5時以降などは車の出入りができなくなります。
なので野洲川などの河川敷には停めない方が無難です。
そして湖ってたしか河川扱いなので湖岸沿いの駐車場も閉まるのかなぁと思いきや、大体大丈夫です。
ただ例えば守山市のサイクリストの聖地碑とBIWAKOモニュメントがあるところの向かいに「みさき公園」というところの駐車場があるのですが、これは湖岸緑地公園ではないのでゲートが閉まります。
なお、堅田の道の駅ではビワイチをする人が駐車場に車を停めっぱなしにするのを禁止していて、その旨の看板が掛かっています。
もし道の駅などの商業施設の駐車場に停めるつもりをしているなら、事前に確認しておく方が良いです。
堅田からなら琵琶湖大橋を渡ればピエリ守山の駐車場はすぐそこです。
長距離の自転車旅やビワイチを数日かけて回るような時は、湖岸緑地公園でテント泊や野宿ができます。
トイレもほとんどあるし、こんなに次のキャンプ地が確実に安心して見つけられるのは日本国内ではビワイチだけです!(断言w)
観光地周って1週間くらいかけてビワイチとかすごく良さそう。
キャンプ場なら北海道の方が・・・、と思う人もいると思いますが、湖岸緑地は無料で利用できるし、割りと短い距離で点々とあります。(徒歩旅や自転車にピッタリ)
北海道だと次のキャンプ場までが1日仕事ですw
有料駐車場の場合
・ 長浜の豊公園(長浜城があるところで湖岸沿い)にすごく広い駐車場があってガラガラで、1日最大1,000円(2019年現在)なので、安心して停めておきたいならここがおすすめ。
名神高速で東から来る人には丁度良いと思います。(米原か長浜ICで下車)
長浜観光にもおすすめ。
・ 米原駅付近の場合、米原駅の前に1日最大500円前後で停められる広い駐車場がいくつもあります。
米原駅から近い順に埋まっていきますが、駅のすぐ近くにある国道8号線沿いにも点々とあって、離れれば離れるほどガラガラに空いているので余裕で停めらるし1日最大300円とかになっていきます。
ちなみに米原駅の西側は繁華街で近くに住宅とかもあるため駐車場は埋まりやすいので、初めから米原駅の東側に行っておくのがおすすめです。
・ 湖北の駐車場。
日本海側から来る場合の湖北の駐車場は、高島市の街中に点々とある有料駐車場が1日最大300円とかであります。
それ以外では琵琶湖の一番北のところから南に向かっていく途中に何か所も無料の駐車場はあります。
Googleマップに書かれているPなどです。
これは↑で書いている琵琶湖岸の駐車場のことなのですが、この辺りは人も少ないし、そんなところにポツンと1台車を停めっぱなしにしていて大丈夫だろうかという不安はあります。
・ 湖南の駐車場。
↑で書いてる無料の駐車場(特にピエリ守山)が有力。
琵琶湖の東側は無料の駐車場が多く、西側は有料の駐車場が多いです。
西側にはなぎさ公園という南北に長い公園があって、それ用のコインパーキングが点々とあります。
駐車場で車中泊や一泊する場合は「湖岸緑地」はトイレもあるのでできなくはないのですが、いろいろと気を付けて下さい。
ビワイチを目的にレンタサイクルする場合、観光や写真を撮ったりでのんびりする人だといずれも返却時間が厳しいのでそこは注意が必要です。
2023年3月現在。
ジャイアントストアびわ湖守山
ショップがある琵琶湖マリオットホテルの駐車場を1日目無料、2日目以降1日800円で利用可能なので、車で来る人に最適。
アルミからカーボン、ロードバイクやクロスバイク、E-BIKEなどいろいろな車種がレンタサイクル出来ます。
子ども向けもあり。
営業時間は9:00~19:00。
返却は18:00まで。
米原駅サイクルステーション
新幹線の停車駅、米原駅にあるレンタサイクルなので新幹線で来る人に最適。
営業時間は9:00~17:00。
冬季は休業期間有り。
乗り捨ても可能ですが、別途乗り捨て料が必要。
もしレンタサイクルするなら車種は慣れている物が一番です。
ビワイチで見かけるのはロードバイクが多いけど、クロスバイクもすごく多いです。
ちなみに知人がeバイクでビワイチしてるんですけど、予備のバッテリーを持っていくそうです。
自分が漕がないほどパワー使わせることになるので、自信がない人はその辺も含めてレンタルする方がいいのかもしれないです。
真夏は避けよう
琵琶湖はそれなりに水泳場スポットなのと、湖岸はキャンプ場もそこそこあって、夏の休日は混雑します。
歩道があるところは良いのですが、無いところで渋滞に巻き込まれると地獄なので、夏休みなどはなるべく避けたいところです。
涼しい季節の方が熱中症のリスクも減るので良いです。
ちなみに冬、滋賀県北部は結構雪が積もります。 雪が無い時でも凍結に注意。
風がキツイので寒い
滋賀県は内陸の方はまだマシなのですが、ビワイチコースは風がキツイです。
大体は西から東に吹く風なので走行にはそれほど影響しませんが、寒いです。
常にそんなに吹いているわけではないですが、風がキツイ日はホントにキツイです。
特に夕方から気温が下がってくると急に寒く感じるので、夜用の服装は用意しておく方が良いです。
普段カッパを用意してない人でもカッパは防寒具の変わりになるのでおすすめです。
2019年に「日本を代表し、世界に誇りうるサイクルルート」として導入されたナショナルサイクルルートにビワイチが認定されました。(国土交通省)
認定されたのは「つくば霞ケ浦りんりんロード」と「しまなみ海道サイクリングロード」とビワイチの3つです。
今のところ、3つしかない日本を代表するサイクルルートのひとつです!
このナショナルサイクルルートには指定要件があって、それを概ね満たしたらナショナルサイクルルートと名乗れるみたいなので、今後増えていくのだろうけど、とりあえずビワイチは最初の3つに選ばれました。
滋賀県土木交通部道路保全課のポスターを引用させてもらいました。
サイクリストであればみんな知ってそうなことなので、どちらかと言えばドライバー向けの案内ですね。
でもビワイチルートで青の実線ってあったかなぁっていうw(ありました。)
最も良く聞くのが「ビワイチはアップダウンがほとんどなく、距離の割りに楽」ですね。
全く無いわけじゃないのですが、そこそこに勾配があるのは湖北は賤ヶ岳ともう一箇所、近江八幡の一部に少し、もし通るなら近江八幡の休暇村のルートと、琵琶湖大橋の4箇所くらいです。
どれもそんなにキツイ上りではなく距離も短いし、賤ケ岳を除けば少し坂道がある程度です。
あとはホントにほぼ平地。
賤ケ岳も難所というほどでは全くないです。
他の人気ルートと比べてもビワイチは圧倒的平地なので難易度はかなり低く、ロングライド初心者の方にもっともおすすめしやすいのだと思います。
車種もロングライドでは比較的選ばれないもの、例えば折りたたみ自転車やマウンテンバイク、ピストでもいけそうです。
ついでに鉄道が琵琶湖一周してるので輪行でのリタイヤもしやすく、体力に不安がある人でもチャレンジしやすいです。
女子にも人気。
海のように広い湖の向こうの景色が、ここでしか見られない景色で、キレイだったりおもしろかったりします。
個人的には北の方の島や対岸の山が並ぶ景色や、南湖の対岸の街が見える景色とか、瀬田川付近の対岸の街並みとかも好きですね。
滋賀県の人にとっては見慣れすぎてあまり感動が無かったりもするのですが、他府県から来た人は少し気に留めておくと、お!っと思わせる写真が撮れるかもしれませんよ。
彦根城やメタセコイア並木、琵琶湖大橋などの「ビワイチ行ってきました!」と言える観光スポットや立ち寄りスポットがいろいろあります。
それをSNSにアップロードしたり、帰ってから友達に話す話題も多いので、ビワイチを終えてからの楽しみや満足感も高いです。
ルートの多くが生活道路や歩道のある道で危険な箇所も少ないため、子供と一緒にビワイチという話も良く聞きます。
ソロはもちろんグループライドにもおすすめ。
普段レースとかに出ている人なら、ビワイチでも大会があるのでそれに合わせてというのも良いかもしれませんね。
道の走りやすさはそんなに良いというほどではないのですが、絶賛改善中みたいです。
ビワイチガイドを書くにあたり、それが出来る人と言えば
と言ったことが必要なのと、ついでに言うと私は真夏も真冬も自転車に乗って滋賀県のどこかを走ってるくらいなので、丁度良いんじゃないかと思って、見どころやおすすめの観光スポット、立ち寄りスポットなどを書いてみることにしました。
でも地図屋さんが書く方が確実に詳しいけどねw
内容はなるべく更新していく予定です。
2022年、滋賀県では11月3日をビワイチの日として、イベントなどを行っていくみたいです。
【ビワイチの日】大津びわ湖サイクルフェスタ
大津なぎさ公園を会場にしたイベントで、ライドイベントなどもありました。
2020年、彦根あたりのトイレがあるのかないのか分かりにくい公園のビワイチコース沿いの道に、トイレマークがペイントされて、分かりやすくなっていました。
ビワイチガイドと観光や立ち寄りスポットのページでした。
他のページも是非ご覧下さい。
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