今回は滋賀県大津市の京阪三井寺駅横にある琵琶湖疏水のゲートから、京都の蹴上駅前にある蹴上インクライン超えて、南禅寺まで行ってきました。
琵琶湖疏水とは、琵琶湖の水を京都まで運ぶ為の人口運河です。
滋賀県側はほとんどが山越えで琵琶湖疏水の横を走れるわけではありませんが、京都側はほとんど琵琶湖疏水の横を走っていけます。
京都側はイメージ的には川沿いの遊歩道とか自転車道です。
正しくはジョギングコースみたいで、実際にジョギングや歩く人が多く、自転車はあまりいません。
いるけど、たぶん地元の人が通ってるだけというw
というのも、京都側はほとんどが舗装されていないから、ロードバイクやクロスバイクは少し乗り心地が悪いからだと思います。
でも舗装はされていないけどキレイに整地されていてダートというほど荒れていないので、スピードを出さない限りはロードバイクでも快適に走れます。
ただ人が多いところもあるので、そういうところや景色を見たいところでは結構歩いてます。
上のルートは大体です。
琵琶湖沿いの県道18号線を走っていると西側にこういうところがあります。
南から来ると「三井寺」の看板が道路脇にあって目に付くので分かりやすいですね。
ここを西に、坂を上っていきます。
疏水の両サイドの道のどちらから行ってもかまいませんが、一方通行(自転車を除く)なので車の場合は注意が必要です。
すぐに琵琶湖疎水のゲートがあって、水が流れていくのが分かります。
京都人と滋賀県人の小競り合いのネタで、京都人に対して「琵琶湖の水止めたるぞ!」というのはこれを指しています。
確かに簡単に止められそうです。
京都では今も琵琶湖疏水の水を、飲料水や農業用水、防火用水、発電などに使っているそうです。
そこからさらに西に上って行くと
こんな感じで、この水路が京都までずっと続いています。
ちなみに両サイドの土手の木は桜で、春には花見に来る人が結構いるみたいです。
ここからしばらく道順の話になります。
県道18号線から琵琶湖疏水の方に入ると、こんな道になって
上の写真の横の道がこれで、山の方に進んでいきます。
上まで行くと琵琶湖疏水はトンネルになって、自転車は山越えになります。
この近くに三井寺駅があって、そこで電車を降りて、琵琶湖疏水を歩く人もいるみたいです。
なお、トンネルは計4つあって、第一トンネル、諸羽、第二、第三となっています。
第一トンネルのところでT字路になるので左へ行き、右手に沿って進むと
こんな感じの鳥居があるので、ここを右に曲がります。
少し住宅地を走ると
すぐに山間を抜ける道になります。
峠越えかと思いきや
ここまで緩い上りだけどそこそこ上ってきているので、ここからの上りはすぐ終わります。
意気込んで上りを走りにきたつもりだと拍子抜けするくらいです。
下り始めるとすぐに国道161号線があって
ここから道なりに下って行くと住宅地のT字路になるので、そこは左です。(写真撮り忘れ)
この辺から京都です。
さらに少し下るともうひとつT字路になるので
ここも左です。
するとすぐにローソンがあるので、ローソンの手前を右に曲がります。
少し進み、小さな交差点をひとつ越えると右手に琵琶湖疏水があって、ここから再び横を走る事になります。
ちなみに琵琶湖疏水のトンネルは一応見えるのですが
こんな感じです。
琵琶湖疏水が道よりも少し下なので、横にあることに気付きません。
でも道沿いにこの看板があって、この道で合ってる事が分かります。
ちなみに近くに線路があって、その横に川があるのですが、それは琵琶湖疏水ではありません。
そして間も無く、琵琶湖疏水が現れます。
ここから見えてるくらいなのですが、この先を琵琶湖疏水に沿って進むとダートのジョギングコースになります。
でこぼこも無いし、角の取れた砂利が薄く敷かれている感じです。
ガツンといったりもしないし、ハンドルをとられたりもしないので、割りと快適に走っていけます。
こんな感じの路面状態がずっと続きます。
ジョギングコースはこのあと蹴上手前のトンネルまで続くので、そこまで琵琶湖疏水の横を走れます。
この辺から歩く人も増えます。
途中でトンネルが3つくらいあって
その間は山の横を通り、その後再び琵琶湖疏水の横になります。
それと、ここは諸羽トンネルなのですが、ここの横にトイレがあって
ある程度の間隔でトイレがあって、私が見ただけで3箇所ありました。
どれもキレイです。
途中でこういう案内図があって
途中で琵琶湖疏水の北側を走るようになってますが、私が通った時は全部南側を、第三トンネルの手前までいけました。
諸羽トンネル横の旧琵琶湖疏水跡。
結構気持ちの良いジョギングコースになってます。
しばらく歩くと左手に山科の街並みが見えます。
第二トンネルのとこらへんは少し迷います。
トンネルのところから左上に坂を上る感じで歩くと
こんなところに出るので、ここを右に曲がります。
曲がったらこんな感じ。
ここの坂を少し上るとすぐ下りになって
ほんの少し下って、右に曲がります。
写真中央のシルバーの車の手前を右に。
ここを入っていきます。
少し下るとすぐに右手に
琵琶湖疏水の第二トンネルが見えます。
住宅地のところは結構距離が短くて、坂を下って右に曲がるところを私は一度通りすぎてしまいました。
あと、来た道を帰る場合、住宅地に入ったところと出るところ、上の写真で言えばガードのあるところ2箇所は覚えておくほうが良いです。
帰りも二つ目のガードのところを通り過ぎてしまいますw
もう少し歩くと「日本発の鉄筋コンクリートの橋」があります。
違うところでも聞いたことあるようなw
ここで第三トンネルになります。
琵琶湖疏水沿いのコース自体はここで終わりなので、走るのだけが目的ならここで引き返しても良いと思います。
一応蹴上インクラインまで道案内を書いておきます。
第三トンネルのところから下の住宅地に降りて、少し戻って南に下っていくと県道143号線に出るので右に曲がります。
143号線は三条方面のお馴染みの道ですね。
143号線の坂を少し上ると下りになって、少し進むとこういうところがあるので
ここを右に上って少し行くと、蹴上インクラインに着きます。
また、写真のところをまっすぐ行って地下鉄蹴上駅の入口を通り過ぎると右手に
「ねじりまんぽ」があります。
この上にインクラインの線路があるのですが、その重さに耐えられるようにレンガを斜めに組んだ珍しいトンネルです。
たぶんそれで「ねじり」で、「まんぽ」はトンネルの意味だそうです。
蹴上インクラインに行くならこのトンネルを抜けて、すぐを右に曲がります。
そこからねじりまんぽの上に行けて、そこが蹴上インクラインです。
南禅寺に行く場合はここを真っ直ぐです。
琵琶湖疏水の船をこのレールで運ぶそうです。
写真左が船、右奥が琵琶湖疏水です。
蹴上発電所に行く配管。
あと、ねじりまんぽから北東に行くと南禅寺があって、そこの水路も有名なので時間があれば行ってみて下さい。
インクラインから抜ける道は私が行った時は通行止めになってました。
この上が琵琶湖疏水です。
写真奥からもう少し向こう側まで行けて、琵琶湖疏水の横に出ます。
そんな感じの琵琶湖疏水でしたが、思いのほか写真だらけになってしまいました。
滋賀から京都へ抜ける山道は、上りが苦手な方にはちょっと厳しいですが、距離は短いので自転車を押して歩いても結構すぐです。
京都から滋賀へは、こちらの方が一気に上る分坂もきついし距離もそこそこあります。
それでもホントにきついところはやっぱり距離が短いので、たぶん大丈夫です。
普段からヒルクライムや峠越えしてる人だと、全然物足りないくらいだと思います。
琵琶湖疏水沿いのジョギングコースは、一般的な河川敷などの自転車道と比べるとダートなのですが、割りと気持ち良く走れるので、行ったことの無い人は一度行ってみても良いかと思います。
琵琶湖疏水のページでした。
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日々自転車で滋賀のどこかへサイクリングや観光に行ったり、スイーツを食べに行ったりしてます