今回は輪行してローカル電車の信楽高原鉄道に乗る話です。
というのも、実は信楽高原鉄道って結構「乗ってみたい」という人がいるんですよ。
そして乗ってみたら大体みんな「こんなのなの!?おもしろい!」という反応です。
なのでここでは「乗ってみたいとは思うけど、電車に乗ったところでどうなの?」という人の背中を少し押すような感じで、信楽高原鉄道のことを書いてみます。
所在地はJR貴生川駅(地図を見る)~
信楽高原鉄道信楽駅(地図を見る)
運賃は私が乗った時(2021年)で貴生川~信楽で470円でした。
なお、正しくは信楽高原鐵道と書きます。
鐡ではなく、鐵(下が王の方)。
信楽線の路線距離は14.7㎞。
割りとすぐです。
載せている写真は以前に電車の外から撮ったものもあります。
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一応自転車のサイトなのでそのことから触れると、信楽高原鉄道は別料金で自転車そのままで乗ることができるらしいですが、JR貴生川駅がダメなので、貴生川駅から乗る・降りる場合は輪行になります。
何年か前のやつですが、駅に貼ってあったやつです。
ここに輪行については書かれていませんが、信楽高原鉄道に電話して聞いてみたところ、輪行の場合料金はいらない(乗る人の分だけ)ということでした。
観光で来た人なら信楽駅からレンタサイクルで信楽散策しながら紫香楽宮跡駅まで行って、そのまま自転車載せて信楽高原鉄道で帰ってくるとか良さそう。
近江鉄道に乗ったことのある人にはおなじみなのですが、信楽高原鉄道はバスのような乗り方で、乗る時に整理券を取って、降りる時に料金を払います。
電車の中にこんな発券機があるので、それを忘れずに取っておきます。
貴生川駅から乗る場合は、改札の向かい側(改札を見て背中側)に発券機があるのでそこから取って、自動改札じゃない方から整理券を見せて通ります。
降りる場合、信楽駅では改札で料金を精算します。
それ以外は電車の前で整理券を見せて、精算機にお金を入れて前の出口から降ります。
青い方は両替機なので、小銭が無い時は駅に着く前に両替しておくと良いです。
なお、各駅の停車時に降りる人の気配が無かったら割りとすぐに出発するので、信楽駅・貴生川駅以外で降りる場合は駅に着く前に運賃箱付近に立っておく方が良いです。
信楽高原鉄道は主に1両編成のこじんまりとしたローカル鉄道です。
そのため電車が好きな人には人気があるし、特別電車が好きというわけではなくても絵になるので、写真を撮る人が多いです。
貴生川駅のホームと信楽高原鉄道の電車。
向かいには丁度JR草津線の電車が来てます。
車窓からはこの辺らしいのどかな風景を見ることができます。
一番前からは前方の景色も見ることができます。
山の中に入っていく単線がちょっとワクワクします。
信楽町の街に出るまでは大体こんな感じ。
そう言えば紅葉するとどうなるんでしょうね。
これだけ山の間走ってるなら結構良さそうだけど、杉ばっかりだったような気も。
街に出るとこんな感じ。
信楽に入って一番最初の駅、紫香楽宮跡駅。
紫香楽宮跡の最寄り駅です。
続いて雲井駅。
駅舎とトイレもあります。
続いて勅旨駅。
勅旨と玉桂寺前はプラットフォームだけですね。
続いて玉桂寺前駅。
玉桂寺前駅から橋を渡って向かいにある玉桂寺に行けるようになっていて、この写真はその橋の上から撮ったものです。
こんな感じで、上から見た写真が撮れます。
ちなみに玉桂寺はなかなかなので、興味がある人は是非。
間もなく信楽駅です。
信楽駅に到着。
忍ラッピング電車も停まってました。
最近だと連続テレビ小説のスカーレットのラッピング電車も走ってたけど、もう終わったのかな。
貴生川~信楽で25分ほどの電車旅でした。
何年か前の写真ですが、信楽駅。
この駅の真ん前になぜかタクシーがいつも停まっているので、なかなかこういう感じの写真が撮れません。
信楽高原鉄道の車両は電車ではなく気動車です。
私もつい電車と書いてしまうのですが、上の車両の写真でも分かるように、電線やパンタグラフはありません。
例えば2017年から信楽高原鉄道での運行が始まったSKR500形は、新潟原動機製のディーゼルエンジンが搭載されているそうです。
車で貴生川駅まで来て信楽高原鉄道に乗る人もいるそうなので、駐車場について。
駐車場は貴生川駅の北口南口どちらにもまぁまぁ広いのがあります。
料金は1日停めて500円とかのやつです。
正確な値段は忘れましたが、大体それくらい。
イベント時とかじゃない限り、満車にはならないと思います。
場所的には南口の方が分かりやすいかも。
信楽駅の方は、駅の近くに観光用の無料駐車場があります。
信楽観光のページでも書いてるけど、貴生川駅付近から信楽へは自転車だと国道307号線が最も近い道なのですが、結構上りでまぁまぁキツイです。
信楽から水口方面だと上りはまだマシになるけど、暗くなると道が結構危ない(歩道もない)のと、鹿が普通にいますw
鹿といえど、真横に来たら怖いよw
そんなわけで、信楽高原鉄道で輪行してきて自転車で信楽観光というのは割りと現実的におすすめな感じです。
観光についてはレンタサイクルなどの自転車が断然おすすめです。
そこそこ広い範囲を散策することになると思うので自転車がベストです。
自転車は信楽駅で借りることができます。
ちなみに運営は信楽高原鉄道株式会社で、JRではないんですね。
もともと国有鉄道(国鉄)の信楽線で、民営化でJRになった年に信楽高原鉄道として開業したそうです。
国鉄信楽線の当初の計画としては京都府木津川市加茂町にある関西本線加茂駅に接続される予定だったみたいですが接続されず、代わりに現在は学研都市線の京田辺駅に接続するびわこ京阪奈線の構想もあるそうです。
信楽高原鉄道のページでした。
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