今回は滋賀県南部に流れる、金勝川(こんぜがわ)と草津川(くさつがわ)の堤防横を走る片道約12kmのサイクリングコースについてです。
「ビギナーにおすすめ」とかえらそうなことを書いてますがそうでは無く、「誘っても「疲れる、しんどい」と言って来てくれない彼女・奥さん・小さな子どもでも行きやすい」が真意です!w
つまり普段自転車でサイクリングをしない、したことのない人を誘って行っても辛く無いし楽しめるかなぁという感じです。
なぜふたつの川なのかと言うと、金勝川が草津川に合流するからなのと、金勝川は歩行者自転車道があって安全なので、小さな子どもの場合はそっちから草津川合流の方が良いかなぁと思ったからです。
始点終点は金勝川の上流がフレンドマート栗東御園店、草津川の上流が近江湖南アルプス自然休養林駐車場付近で、下流が矢橋帰帆島公園です。
どっち向きでも良いけど、片道なら上流から下流向きが楽です。
国道1号線から西側を1周とかもおすすめです。
スタートもしくはゴール地点のフレンドマート栗東御園店。
飲み物などの購入にどうぞ。
そこの前が「金勝川(こんぜがわ)」で、この川が草津市内で草津川になります。
ここからしばらく自転車・歩行者専用道路なので安全に進めます。
川の向こうを走ってる道は県道117号線です。
この専用道路はもう少しだけ上流側にもあるので、そこの近くのセブンイレブンが始点でも良いですね。
途中でこの道が途切れてしまうので、車道を走るか、向かいの歩道に行きます。
少し進むと道沿いの右手に「和田古墳群」があるので興味のある人はどうぞ。
その後旧東海道となって、川沿いではなくなりますが、左手の民家の向こう側に金勝川が流れています。
途中の細い道から金勝川の上に行って、堤防横を走れます。
もう少し進むと草津川との合流地点になります。
その先の草津川の横の道は一方通行なので、どこかで南側に行っておく方が良いです。
続きは下の「合流から琵琶湖まで」にて。
始点は草津南部にある近江湖南アルプス自然休養林駐車場付近です。
ここの駐車場から川沿いを(ダートですが)少し上ると、「オランダ堰堤(えんてい)」と言うちょっとした観光スポットがあります。
見たことが無い人は是非どうぞ。
そこからさらにもう少し上の砂防ダムがあるところあたりも浅瀬で水遊びのできるところなので、夏場にどうぞ。
川はこの上はもう源流しかないので、水は最高にキレイです。
草津川沿いを下っていくと、しばらくは感じが良くて車も少ない道が続きます。
その後県道108号線になって、交通量が増えますが、この辺はまだマシです。
県道が2号線になると途端に交通量も増えるし、それよりも道は狭いのにダンプが多いし荒いので、自転車に不慣れな人には全くおすすめできなくなります。
なので2号線になる前、草津川を渡る橋の手前を右に下っていけるので、そこから迂回します。
川沿いからは少し外れてしまいますがこちらの方が安全です。
次の交差点を左折して川と同じ向き(北)に進むと、少しして県道113号線のT字路になり、ここは左折して右折が本来のコースなのですが、信号の無い地獄の交差点なので、T字路を右折してすぐ左折の方が安全です。
そしてグルッと周って草津川沿いに戻ります。
ここもそれなりに交通量はありますが、2号線と比べたらずっとマシなのと、少し進むと歩道もあります。
その後金勝川と合流します。
金勝川と合流して、草津川の南を走っていると、新幹線の鉄道の少し手前で下のようなところがあります。
ここから琵琶湖まで一方通行になります。
対岸も同じく逆向きで一方通行です。
交通量もすごく少ないし歩道もあるので、ここから琵琶湖までや、川沿いの一周もすごく快適です。
なお、草津川の南側は車道と歩道ですが、北側は車道と農道で、農道の方は良くある車両通行禁止の看板(道交法の標識ではなく)がかかっているあれです。
そこを自転車が走っていいか分かりませんが、農道の方は交わる国道や県道の下をくぐれるからすごく快適なんですよね。
草津川の南側を進んで行くと、感じの良い道が続きます。
この道の川側は舗装されていませんが、歩いたり自転車で走ったりできそうです。
写真左から歩道、車道、堤防、草津川になってます。
写真は季節外れですが、桜が植えてあるので春は良さそうです。
この後こんな感じの道が琵琶湖まで続きます。
突き当たったところが琵琶湖です。
草津川の最後の橋、湖畔橋の上からの琵琶湖。
向うに見える橋は、矢橋帰帆島公園に架かる橋です。
左にあるのが帰帆島公園。
公園へは、突き当たったところを左に行きます。
次の交差点を右に曲がって、橋を渡ったところが矢橋帰帆島公園です。
橋を渡って突き当たったところの左手が池のある公園になっているので、休憩したり散歩したりできます。
道に戻って奥のほうに行くと大型遊具があるので、特に子どもと一緒に来た場合は楽しめると思います。
遊ばせるにしても、自転車に乗って帰る体力は残しておこうw
そんな感じの草津川サイクリングコースでしたがいかがでしょうか。
割りと安全なコースで、アップダウンもほとんどないし、走っていて気持ちのいい道だし、目的地の矢橋帰帆島公園では大型遊具で遊べるし、誘ってもなかなか来てくれない人を誘うには丁度良い感じだと思います。
子どもがだいぶ小さい場合は、一方通行のところだけの一周なら特に安全です。
同じようなところでは草津川跡地公園の、de愛ひろばからai彩ひろばを目指すコースもあります。
ただそっちだとすごく散歩的なサイクリングになるので、小学生低学年とか向けかなぁ。
今回のサイクリングコースのあと、草津川跡地公園を通るのもおすすめです。
他に甲賀市に杣川(そまがわ)という川があって、特に甲南町甲賀町あたりでのんびり走るのにピッタリなので、子どもと一緒ということならこちらがおすすめです。
甲賀市杣川沿いのんびりサイクリングコース
川沿いではないけど、ぷらぷらとサイクリングするなら甲良町も。
水のまち甲良町の水路のある公園や古墳を巡る観光サイクリング
草津って滋賀県でも屈指の繁華街ということもあるし、昔みたいに駅から北側は田んぼだらけということもないから、草津市内でサイクリングをしようと思っても大体街です。
街中サイクリングが好みなら草津駅の北側とか、南草津駅の南側とかも良いのですが、なんていうかこう、のびのびとサイクリングという話だと草津市内だとそんなにないんですね。
今回のサイクリングコースでも少し走ってますが、あとは琵琶湖岸が良いので、唐橋のところまで行って対岸を帰ってくるとかも良いですね。
そう言えばその辺って大津も草津も公園内の川沿いを走れるから、それこそ小学生のお子さんとかと行くのも丁度良いかもしれませんね。
金勝川・草津川サイクリングコースのページでした。
他のページも是非ご覧下さい。
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