こんぜルモンタウンルートヒルクライムは、滋賀県栗東市にある金勝山ハイキングコースを走るヒルクライムです。
金勝山と書いてこんぜやまと読みます。
スタート地点として知られる「栗東ルモンタウン」の看板からその名が付けられたみたいです。
滋賀県南部で人気のあるヒルクライムです。
初めてだと道中にいくつか迷いやすい曲がり道があるので、そこら辺をお話しします。
なお、写真の一部で落ち葉が多いところがありますが、これは台風の影響の為で、普段はもっと落ち葉は少ないです。
こんぜやまヒルクライムへは、滋賀県栗東市の南の方にある県道113号線、JRA栗東トレーニングセンターのゲートがあるところから、南方向になります。
東から来た場合の景色。
右に黒い柵があるのが分かるでしょうか。
ここを左に曲がります。
西から来た場合の景色はこんな感じ。
こちらからの方が分かりやすいですね。
ここを右に曲がります。
曲がってすぐの景色。
この辺はまだ普通の道です。
少し登るとルモンタウンの看板があって、ここがこんぜやまヒルクライムスタート地点になります。
ここを真っ直ぐ(ルモンタウンの看板の右側に)行くと、道が細くなります。
そこから少し進むと右が本線みたいな感じになってますが、そちらは柵があって進入禁止。
ここは左が正解です。
この辺からそこそこの勾配になります。
さらに少し進むと右に上がっていく道がありますが
ここも左というか、直進が正解です。
ここを過ぎて直後に似たようなところがありますが、そこも直進が正解です。
この辺で少し下りになるので、体力がヤバイ場合はペダルを回さずに完全に休む方が良いです。
なぜなら下った後に、こんぜヒルクライム一番の難所があるからです。
さらにもう少し進むと、橋があります。
ここは、橋を渡って右になります。
他は間違っても大したこと無いのですが、ここは大変なことになるので、最低でも「橋を超えたら右」とだけ覚えておく方が良いです。
こんぜやまヒルクライム全体でここまでが序盤くらい。
曲がってちょっと進むとこんな感じ。
ここから少し進むとつづら折りの、こんぜヒルクライム1番の難所がしばらく続きます。
すぐには終わらないので、ゆっくり、じっくり進もう。
しばらく進むと車止めのポールが立っているところがあって、そこを越えると少し下りで、その先に左へダムへ行く道がありますが
ここも直進です。
こんぜやまヒルクライムでは、つづら折りが始まったところから、ここの交差点直前までがもっとも勾配がキツイです。
ここさえクリアできれば、このあとこれ以上キツイところは無いので少し気が楽になります。
ここからこんぜやまヒルクライム中盤~終盤へ。
その後高原のような気持ちの良いところを通ったり
まだこぶりですが、秋になるともみじがキレイなところを通ったりしながら進みます。
この辺もヒルクライムとして見てもそこそこの勾配が続き、さっきのつづら折りほどではありませんが、一部で勾配がきつくなるところもあります。
ただ勾配がキツイところはそんなに長く続かないので、少し緩くなったら息を整えたり水分補給ができます。
T字路が最後の曲がり道で
ここを右に曲がって、少し進むと
ゴールの馬頭観音堂展望所です!
こんぜやまヒルクライムとしてはさっきのT字路のところまでのタイムで良いみたいです。
展望所にトイレは一応あります。
水道のつながっていない簡易水洗で、トイレットペーパーと電気は無かったと思います。
正しくは横ヶ峯展望所というそうです。
展望所からの景色はなかなか良く、標高は550mあって、三上山よりも高いそうです。
奥に見えるのは滋賀の水瓶、琵琶湖です。
範囲的には草津から野洲ぐらいまでかなぁ。
滋賀県南東部は広く平野が広がっているのが分かりますね。
こんぜやまヒルクライム入口にあったJRA栗東トレーニングセンターも見えます。
競馬が好きな人には聖地的なところみたいで、滋賀県外の人の方が詳しいくらいです。
競馬関係の漫画とかで出てくる「栗東」とはここのことです。
この日も一人大きい望遠レンズ付けた人がガン見してたけど、たぶん栗東トレセンですよね。
どう見ても野鳥見てる感じではなかったw
その後は大きい双眼鏡使ってました。
ちなみに上の写真は35ミリ換算で200mmくらいで撮ってます。
もし馬を撮るつもりなら500mmとかもっといりそうですよね。
YouTubeなどで動画を上げている人などでも見られますが、こんぜやまヒルクライムのタイムは30分くらいで上りきれれば速い方みたいです。
中には20分くらいで走る人もいるし、ヒルクライムを本格的にやってる人だとそれくらいなのかもしれません。
YouTubeにアップロードしている人のタイムはみんな速いので大体ノーカットで見れます。
ちなみに私のタイムは30分なんて余裕で超えますよw
私はただ馬頭観音堂と展望所からの景色を見に来た、健康のための運動で観光に自転車乗ってるだけの人なので30分とか余裕で無理ですw
こんぜやまヒルクライムの下り。
来たルートから帰る場合は特に迷うことは無いと思うので、金勝寺方面から下る場合についてです。
ちなみに金勝山はこんぜやまと読むけど、お寺はこんしょうじと読みます。
展望所から出て、行きで来たT字路のところを曲がらずに真っ直ぐ行くと金勝寺方面です。
なお、細い道そのものはこちらの方が距離が短いため車で来る人が多いので、自転車で下る場合はゆっくり行くことをおすすめします。
基本的にはほぼ下りで、金勝寺を越えてから少し上りますが、後は急な下りが続きます。
迷いやすいところは1箇所だけで
ここを右に曲がると、県道12号線の道の駅こんぜの里栗東の前に出ます。
信楽や大津方面はそこから右に坂を上っていきます。
栗東の街の方に行く場合は、左に坂を下っていきます。
また、栗東方面なら上の写真のところを直進でも良いです。
その場合でも同じく県道12号線に出ます。
こんぜの里栗東からだいぶ下ったところに出てきます。
ロードバイクだと細い道の下りってあまり楽しいものでもないから、個人的にはこんぜの里栗東に出る方が距離が短いので楽かなぁ。
滋賀県外などの遠方から車に自転車を載せてくる人向けに、駐車場について。
・ 馬頭観音堂展望所駐車場
・ 滋賀日産リーフの森(2021年現在の名前で、こんぜの里栗東の前の公園)
こんぜヒルクライムでの麓側で妥当な駐車場というのはないので、ゴールの馬頭観音堂展望所駐車場や、県道12号線沿いにある公園(滋賀日産リーフの森。道の駅こんぜの里栗東があるところ)が妥当なところです。
どちらもそういう使い方をするための駐車場ではありませんが、馬頭観音堂展望所駐車場はよほど混んでいる時とか、複数台を停めっぱなしにするとかではない限り、誰かに怒られることはないでしょう。
公園の方はその公園の指定管理者に怒られる可能性が無くはないです。
私も良く知らないのですけど、この駐車場は公園の駐車場で、道の駅の駐車場ではない気がするんですよね。
道の駅だったとしたら、ここではないけど停めっぱなしにしていて怒られたという話を聞くのですが、そうじゃなかったら大丈夫な気がします。
ちなみにこの公園、例の名前が変わるシステムなので、2021年現在は滋賀日産リーフの森ということです。
展望所は5台くらい、公園の方は20台くらい停められたような気がします。
どちらにしても一旦そこまで来て、自転車でルモンタウン入り口まで降りてからまた上るという感じです。
電車で輪行してくる場合、西からはJR草津線手原駅、東は石部駅が最寄りです。
草津線は接続が悪いとだいぶ待たされるので、JR草津駅か栗東駅で降りて、自転車に乗って行ってもそんなに遠くはありません。
こんぜやまルモンタウンルートヒルクライムは滋賀県南部では相当有名なヒルクライムコースで、この辺りでロードバイクに乗っている人は誰でも知っているくらい有名だし、
この辺のお店、例えば守山のLOKO Bicycleや草津のストラーダ、竜王アウトレットのムーンバイクなどのスポーツバイク専門店のショップイベントでも行かれるヒルクライムコースです。
実際に行ってみれば分かるのですが、すごく良いコースで
こんな感じですね。
金勝山ハイキングコースは全部がそういうわけじゃなくて、他に行ってしまうと落ち葉が多かったり、ひび割れの道が多かったりとかがあります。
むしろ山の細い道ってそういうのが普通で、それと比べるとこんぜやまヒルクライムはすごく良いという感じですね。
金勝山の展望所には車で行く人も多いみたいですが、その場合金勝寺の方から来る人が多いので、ルモンタウンルートは余計に車が少なく、快適に走れます。
なお、金勝山ヒルクライムと言った場合は県道12号線ではなく、普通はこのルモンタウンからのコースです。
サイクリングで栗東から信楽に行く場合に「金勝山を抜けて」と言う場合は県道12号線です。
そっちはそっちで結構キツイので、ルモンタウンルートで物足りなかった人は、駐車場から金勝寺方面へ行き、上の写真の曲がり道のところを直進(道の駅に行かない)して、県道12号線にでたらまた上る、というコースもどうぞ。
ただ車がそこそこ通るのが難点です。
ちなみに12号線から東側にも良いヒルクライムコースがあるのですが、私はそこには行かないようにしてるし、おすすめもしませんw
こんぜやまルモンタウンルートヒルクライムのページでした。
他のページも是非ご覧下さい。
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数字は正確ではありませんが大体の
距離 獲得標高 平均勾配 です
日々自転車で滋賀のどこかへサイクリングや観光に行ったり、スイーツを食べに行ったりしてます