今回は彦根市にある佐和山城跡まで登山に行ってきました。
ハイキングコースは片道30分ほどなので、気軽に行ける感じです。
ただ傾斜はきついので楽ではないです。
所在地は滋賀県彦根市古沢町1104 (地図を見る)
住所はハイキングコース入り口がある龍潭寺(りょうたんじ)です。
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佐和山城跡への登り口はいくつかあるみたいなのですが、どうも龍潭寺からのハイキングコース以外には行ってほしくないみたいで、そもそも佐和山がこの辺のお寺の所有物で私有地なので、
ハイキングコース以外は行かないでほしいということみたいです。
私はできるなら登れるところまで自転車で上りたかったので、舗装路の方へ見に行ってみたのですが、進入禁止になっていたうえに、誰も通らないからその先は落ち葉や木の枝でとても行ける感じではありませんでした。
観光とかで佐和山城跡まで登るのなら、龍潭寺の前に駐車場があるのでここからになりますね。
入場料などは私が行った時はいりませんでした。
佐和山城跡へは龍潭寺入り口とその右側に佐和山ハイキングコース入り口とありますが、どちらから行ってもすぐに同じ場所になります。
ただハイキングコース入り口の方から進むと
佐和山城の城主だった石田三成の像があるので興味があれば。
ちなみに関ヶ原の戦いで石田三成が敗れたあとは井伊家が入城するのですが、気に入らなかったみたいで、彦根城を建てて佐和山城を潰したみたいです。
少し進み龍潭寺の門をくぐると、日本庭園風の庭を通ります。
なかなか立派な庭ですよ。
七福神の石像が並んでいます。
その後墓地を抜けて、登山道になります。
大体は階段と
ハイキングコースというにはそこそこに荒れた道です。
そんなに歩きにくいほど荒れてるわけではありませんが、傾斜がそこそこあるのでその分は歩きにくいかも。
佐和山のハイキングコースはこの辺のパンフレットとかでも大体30分で登れるって書いてあるんですね。
私の場合写真撮りながらでも大体30分でした。
ただ全体的に傾斜はキツメなので、そういうのに慣れてない人が「30分のハイキングコース」というライトな響きにだまされて軽い気持ちで行くとしんどいですよw
少し開けたところで、真ん中にくぼみがあるところから佐和山城の遺構の始まりみたいです。
西の丸の塩櫓というところで、このくぼみの向こう側に説明看板があります。
ただどうもそこまで行く人も少ないせいか、だいぶ草が生えていて看板自体があることに気付きにくく、その看板も苔で迷彩塗装のようになってました。
ここからハイキングコースの左手が佐和山城跡西の丸の下段曲輪・中段曲輪・上段曲輪となるのですが、竹や草でそのエリアが確認できない状態でした。
この竹と草がボーボーのところが佐和山城跡の曲輪みたい。
人が行かないから余計に草ボーボーになってる気がします。
そして佐和山城本丸跡へ。
佐和山城跡の碑が建っていますね。
ベンチがいくつかあって、ちょっとした公園みたいな広さがあります。
一番上の彦根城の写真はここから撮ったものです。
そこから少し引いた写真がこれ。
山の上に彦根城が建っているのが分かります。
左方向が彦根駅や国道8号線がある方向。
電車だと南彦根駅の方へずっと街並みが続いています。
さすがに滋賀で1、2を争う繁華街だけあって、街が広いです。
ちなみにこの日はすごく天気が良かったのですが、そのせいで逆光もキツクて上の写真が白んでいるのはそのためです。
写真目的で行くなら午前中が良いですね。
順光で取った側の写真はこんな感じ。
なかなかの青空です。
スマートフォンではなく一眼レフで撮っているので色は忠実です。
写真中央に写っている塔みたいなのは、世界のフジテックです。
エレベーターやエスカレーターを作ってる会社ですね。
近江鉄道のフジテック前駅というのが、この会社の近くになります。
佐和山の三角点もありました。
標高は232.57mだそうです。
本丸を通り抜けて、左手に佐和山城の石垣というのがあります。
もうね、石垣というより石w
パンフレットの写真だともう少し石垣らしい遺構が載ってたのだけど、もうちょっと奥の方なのかなぁ。
この写真の石垣は、本丸を通り過ぎて少し下って左にくるっと、本丸の下側に行くような感じに進んですぐにあります。
少し戻って、元の道をもうちょっと進むと千貫井戸があります。
祠はあとで作られたものですよね?たぶん。
その右側が井戸というか、水たまりになっていて
井戸というか沼になってますw
水が汲めなくはないけど、違うものもたくさん汲んでしまいそう。
長年葉が降り注いでしまってこんな感じになっているとしたら、一度葉を全部取ってしまうとすっきりしそうですね。
見どころはこれくらいで、佐和山城については観光案内所の人を含め、何人かに佐和山城跡のことを聞いてみたけど、みんな「何も残ってない」と言っていたのはこういうことだと思います。
残ってたらもちろんそっちの方がいいけど、お城好きにとっては何も残ってなくても良いお城は良いのですけどね。
最低、土塁と曲輪があれば良いかなぁ。
佐和山城跡の場合、曲輪が竹ボーボーじゃなくてもっとすっきりしてたら結構良い感じの城跡になると思います。
山を下って、龍潭寺から出て右に行くと井伊神社というのがあって
未だかつて見たことのない神社w
最初遠くから見た時は神社の奥に工場が建っているのかと思ったのだけど、神社でしたw
保護のためか、この工場の倉庫みたいなのが建てられてるみたい。
それにしても、いやしかし、っていうw
あと、近くに大洞弁財天というのがあって、そこからみた彦根城がこれ。
ちょっと気に入ってますw
佐和山城跡の駐車場は龍潭寺の前にあります。
無料の駐車場です。
キレイなトイレもあります。
トイレの横には観光案内所の詰所がありますが、やってるのかはわかりません。
ここの駐車場から大洞弁財天とは逆方向に行って左(右が踏切でその逆)に進むと石田三成屋敷跡があるのですが、小さな碑が立ってるだけで、跡自体はまったく分かりませんでした。
過去そこにあったというだけの碑な気がします。
佐和山城跡は大体こんな感じです。
ここはやっぱりあれですね。
彦根城が見える、というところw
観光や散歩がてらのハイキングコースというにはちょっと傾斜がきついのだけど、もし近くにこれくらいの山があったら、運動がてらちょくちょく登ってもいいなぁと思うくらいです。
そういえば八幡山の登山が、ハイキングコース的にも、城跡的にも似たような感じですね。
でもそっちは謎の「恋人の聖地」推しで、割りと楽しめるというか、登ってる人もたくさんいますね。
徒歩でもゴンドラでも結構人がいます。
それと比べると佐和山城跡はちょっとさびれた感じがします。
専用の詰所があるくらいだから、以前はもっと人も多かったんですよね。
観光地的にはこっちは彦根城、向こうは八幡堀などで、どちらも滋賀の筆頭の観光地なので負けてないはずなんですが、佐和山まで来るのにちょっと歩かないといけないからかなぁ。
八幡山は八幡堀からすぐですもんね。
それか、佐和山でも謎の恋人の聖地化するとかw
でもゴンドラもないし、登山では来ないか。
佐和山城跡へ登山のページでした。
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