勾配っていろいろ言い方があるけど、Wikipediaによると「縦断勾配、あるいは勾配、斜度、傾斜率もしくは上り」というくくりになっているので、特別どれがなにってことでもないみたい。
なのでとりあえずこのページでは「勾配」ということで、勾配の計算方法や自転車での勾配計のグッズなどについてです。
このページの目次
勾配の計算方法ですが、これもWikipediaによると勾配を「百分率で表す計算方法」では
100 ×(rise(垂直距離)/ run(水平距離))
という計算方法で、例えば100m進んで、標高が1m上がるという坂道の勾配の計算は
100 ×( 1 / 100 )= 1%
となります。
このサイトで書いているいくつかのヒルクライムを、上の計算方法に当てはめた平均勾配はこんな感じ。
距離や高さはGoogleマップから。
暗峠は徒歩で上る分も含まれてるかもしれません。
この計算では、平地や下り(上りじゃないところ)があればあるほど平均勾配が下がることになります。
日本一と言われる勾配で有名な暗峠ですが、こうしてみると福王神社の方が平均勾配は上ということが分かります。
まぁあくまで平均なので、暗峠は勾配がキツイところはすっごいキツイらしいけど、福王神社は短い距離をほぼ一定の急斜面という違いがあります。
勾配の計算方法が分かれば自分が良く行く峠やヒルクライムの平均勾配も分かるので、あちこち計算してみると面白いですね。
そしてその勾配を測るグッズがいくつかあって、多くのサイクリストが使っているのがサイクルコンピューターなどでのGPSを利用した勾配計ですね。
これ私は持ってないので知らなかったのですが、仕組みは上の計算方法を使ったもののようで、GPSを使って測定した、移動した分の距離と標高から上の計算方法を使って勾配を導き出しているらしいんです。
そのせいで場所によってすっごいバラツキがあるようで正確ではなく、あまり当てにできないことと、移動してからの計算結果が表示されているので、今現在表示されている勾配はいくらか手前の勾配になるみたいで、
「今のここ」ではないようなので、使い勝手が悪いそうです。
そこで水平器のような仕組みのアナログメーターと言ったらいいのか、そういう仕組みの勾配計もあるみたいで、こちらも私は持ってないのですが、
勾配の目盛りが振ってあるから、リアルタイムに割りと正確に測ることができるみたいです。
「Sky mounti 勾配計」というもので2千円弱くらいだそうです。
黄緑の液体が入ってて、ハンドルに取り付けられるように輪の形になってる自転車用の勾配計で、たぶん見たことある人多いと思います。
私もこの勾配計を買おうと探してみたのですが、もう売ってないのか、全然見つからないんですよね。
あとスマートフォンでも測定できる勾配計アプリがありますが、基本的には「自転車で上っている最中に勾配を確認したい」というケースが多いので却下ですw
下りの時なら停まりながらでも良いのでそれならアプリでも良いかなぁ。
勾配計を使って何をするかというのは私の場合、自転車で坂を上っている時になんか調子悪いと思う時あるじゃないですか。
そういう時にその場の勾配を知りたいんですね。
例えば10%しかないのにすんごくしんどくて、今日調子悪いなぁと思ったり、逆に楽に上れて調子良いと思ったりするためです。
あとは、瞬間的にすっっっごくキツイ勾配があった時にその場で確認したいとかですね。
例えば滋賀ならそこそこ有名なのは、こんぜのルモンヒルクライムじゃなくて、県道で道の駅に向かう途中に1箇所だけコンクリートのところあるじゃないですか。
あそこすっごい勾配キツイですよね?
イン側が崖かと思うくらいキツイw
そういうような時にパッと勾配分かると良いなぁという感じ。
Sky mountiの勾配計みたいなアナログメーターだとぶれてしまうけど、「大体」が分かれば良いので、もしどこかで売ってたら買うつもりしてます。
勾配の計算方法や自転車用計測グッズの話のページでした。
他のページも是非ご覧下さい。
最新記事
おすすめ
地域別
数字は正確ではありませんが大体の
距離 獲得標高 平均勾配 です
日々自転車で滋賀のどこかへサイクリングや観光に行ったり、スイーツを食べに行ったりしてます