トップページで書いているように、私は安土城跡を日本一のお城だと思っています。
あの姫路城よりも安土城跡の方がすごいと私は思っています。
城跡だけで天守はないんですけどね。
天守なら完全に姫路城が日本一でしょう。
ホントに姫路城はすごい。
もう一度見に行きたい!
でもそれを抑えて安土城跡が日本一だと言えるところをこのページで書ければ良いのですが、私は歴史マニアというほどでもなく、単に好きで見に行ってるだけなのでうまく説明はできません。
それと、安土城跡は階段や石垣が残されているだけなので、日本史や戦国武将とか、一連の流れとかに全く興味の無い人にとっては、単なる階段と石垣でしかありません。
それでも、安土城跡ってどんな感じ?と思う人は、参考にしてみて下さい。
なお、普通は「天守」と書くのですが、安土城では「天主」と書くようなので、このページではそれに習います。
所在地は滋賀県近江八幡市安土町下豊浦 (地図を見る)
このページの目次
安土城跡受付から階段を昇り始めたところに武家屋敷があったようです。
すぐ左手には羽柴秀吉が住んでいたとされるところもあります。
山頂(?)に安土城天主跡、本丸跡と、信長の本廟があります。
本廟とは法要が行われるところのようです。
西側には摠見寺(そうけんじ)本堂跡、三重塔、二王門があります。
現地には各所にもっと詳細な案内図があります。
受付から安土城天主跡まで行って、そのまま降りてくるなら30分くらい、二王門も含めて1周するなら1時間くらいはかかります。
私は歴史マニアではないのですが、織田信長は当然知っているし、日本人で信長を知らない人はほとんどいないくらい有名ですよね。
同様に豊臣秀吉と徳川家康も有名ですが、日本一有名な戦国武将と言えばやっぱり信長でしょう。
その信長が尾張から美濃、近江と来て、ここに天下統一を目指し安土城を築城したとされています。
どうですかこの階段!
お城の中でこれほど立派な階段を持つものは安土城の他にありません!(たぶん)
横には武家屋敷が並んでいたみたいなので、実際には城郭外なのかもしれませんが、それでも全体を見てすごく立派な造りだと思います。
安土城跡には羽柴秀吉が住んでいたとされる屋敷跡があります。
安土城跡の階段を上り始めて結構すぐにそれがあるので、いきなりテンション上がります。
屋敷があるわけじゃないんですけどねw
ここの階段はなかなかキツイです。
階段で有名なところと比べるとそんなにでもないのですが、自転車で近江八幡をブラブラした後、安土城跡に来るまでに40kmくらい走ったことよりも、この階段を上った事の方がよほどキツかったです。
真夏だとホントにキツイので必ず飲み物を持ってくる方が良いです。
安土城跡の階段には、途中うっかり見過ごしそうな感じで石仏があります。
初めは何の事か分からなかったのですが。
他に二人並んでいるものも。
階段にあるので、知らずに踏んでしまう人もいるかもしれません。
何故こんなところにあるんだろうと思ったら、これはそもそも信仰のためにここで掘られたといったことではなく、安土城築城のための石の調達に墓石や石仏も利用されたからだそうです。
さすが信長。酷い!
階段を上り切ってもうすぐ本丸跡かなぁと思っていると、また階段があります。
でももうすぐそこなので、引き返さないで!
本丸と天主も残されているわけではないのですが、そこに来るまでの石垣を見ても、すごく立派だったんだろうと想像できます。
そしていよいよ本丸跡、天主跡です。
安土城天主から、琵琶湖の眺望は絶景だったことでしょう。
続いて信長公本廟。
屋敷でもあるかのような外観です。
信長の死後に作られたようなので、そのまま残っています。
もともとの摠見寺は跡が残されているだけですが、三重塔と二王門は現存しています。
なお、摠見寺のパンフレットに三重塔は「甲賀市石部町の長寿寺から移設」と書かれていますが、石部町は湖南市です。
恐らく市町村合併する前の「甲賀郡石部町」の郡を市に書き替えてしまったんでしょうね。
■入山料
・ 大人700円
・ 小人200円
■営業時間
・ 9:00~16:00(季節により変動)
■駐車場
・ 大駐車場あり(大型バス駐車可)
・ サイクルスタンドあり
いずれも私が安土城跡に行った時。
安土城跡から南東方向に「近江風土記の丘」というところがあって、そこに「安土城天主信長の館」(地図を見る)があります。
そこには原寸大で再現された安土城天主の5階6階部分があります。
これはもともとスペイン・セビリア万国博覧会での展示として製作されたものだそうです。
入館料は私が行った時で610円。(博物館との共通券は900円)
安土城天主の写真のSNSやメディアなどへの掲載は著作権法により禁止だそうです。
そのためここでは載せませんので、興味のある人は行ってみてください。
なお、近江風土記の丘には他に安土城考古博物館(安土城での出土品やその他土器など展示)や明治の頃に建てられた学校や駐在所などがあります。
JR安土駅前に安土城郭資料館があって、そこに20分の1スケールの安土城天主復元模型が展示されています。
入場料は私が行った時で200円。
しかも、半分に分かれて中まで見れます。
5階で織田信長が顔を覗かせていますw
安土城郭資料館では他にローマ法王のもとへ持っていったであろう屏風絵を復元したものや、観音寺城のある繖山と安土山の模型、いろいろな鎧、武士のフィギュア?、最も似ていると織田家に伝えられている信長の肖像画などがあります。
安土城は滋賀県近江八幡市の安土山にあったお城です。
織田信長が築城したお城として有名で、地上6階、地下1階だったそうです。
安土城はとても豪華であったとされていて、ポルトガルから来た宣教師ルイス・フロイスが残した資料などが有力な手掛かりとなったそうです。
安土城の石垣は穴太積と呼ばれる積み方で、これは延暦寺の門前町である大津市坂本を出身とした石垣職人穴太衆によるもので、これを機に全国的に石垣を持つお城が広まったそうです。
そんな感じの安土城跡でしたがいかがでしたでしょうか。
滋賀の城だと他に彦根城、小谷城跡があってどちらも良いのですが、やっぱり個人的には安土城跡ですね。
信長、秀吉、家康の三人共がかかわった城って安土城跡くらいですよね。
良く知らないけどw
彦根城はお城のこととかそんなに興味なくても観光で行くだけでも良いというのが良いところ。
逆に小谷城跡はお城とか好きじゃないと単なる登山でしかなくて、城好きには屈指の人気のお城なんだけど、一般には見るところがないというw
安土城跡は、「観光」で誰かを連れて行くと批判がw
「登山」とか「階段」で行くとこですね。
私は信長っててっきり仏教や宗教が嫌いだと思ってたんですね。
というのも、滋賀県内で信長の焼き討ちにあったお寺がすごく多いんです。
それが残っていれば、というところは結構あると思います。
それなのに安土城に摠見寺を誘致?してるわけです。
敵対する可能性のあるところを排除してたということなのかな。
余談ですが、安土城跡って割りと近年まで無料で入れたんですね。
平成何年かくらいまで、ず~っと無料だったんです。
いろいろすったもんだして、今の状態になってるみたい。
もともと安土城跡入口にある施設は入館料が必要で、しかもトイレがそこの中にしかないから、「トイレ使うの有料」みたいな状態になってて、いつだったかにトイレが無料で使えるようになったとかでYahooニュースになってて、
「トイレ有料だったのかw」という話で話題になってましたw
安土城跡のページでした。
他のページも是非ご覧下さい。
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日々自転車で滋賀のどこかへサイクリングや観光に行ったり、スイーツを食べに行ったりしてます