滋賀県近江八幡市には街のシンボル的な八幡山(八幡山城跡)があります。
山頂へは八幡山ロープウェーがあるのですが、それとは別に登山道があるので、歩いて登ることもできます。
舗装はされていないので残念ながら自転車では登れませんが、自転車で近江八幡に来てから八幡山登山というのもなかなか良い運動になるのでおすすめです!
なお、私の足で八幡山山頂まで15分、下り10分でした。
普通に歩いて登る場合、看板に30分と書いてあるのでたぶんそれくらいです。
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八幡山の登り口は八幡公園からと、日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)の横と言ったらいいのか和菓子の「たねや」の裏辺りからと、北側の百々神社からの三箇所あります。
上で書いてる登山時間は八幡宮の横からのものです。
この二箇所は近くにあって、歩いてすぐです。
簡単に言うと、八幡山ロープウェー乗り場を中心に左手に八幡公園、右手にたねやです。
八幡公園の登山口は図書館の方ではなく、八幡山ロープウェーに近い方です。
図書館の方からでも結局同じところに行けるみたいですね。
駐車場は八幡公園には公園利用者用の駐車場があります。(無料)
八幡山登山が公園利用者になるのかは知りません。
駐輪場らしいところというのはどちらも無いのですが、日牟禮八幡宮近くの川沿いにたくさん自転車が停まっているのでそこと、八幡山ロープウェー乗り場の近くにビワイチサポートステーションのサイクルラックがあります。
ただ普通は水色の登り旗があるはずなのに私が行った時は無くて、単なるガードにしか見えませんでしたw(一般的な形と違う為)
八幡公園自体に自転車置き場はなさそうですが、駐車場の空いているところに停めていても問題はなさそうです。
図書館にも自転車置き場があるのはあります。
そこに停めておいてよいかは分かりません。
八幡山登り口の大きな違いは、八幡公園側の登山道は整備された階段で、神社側はガレ場です。
結構すぐに合流するのでそんなに気にするほどでもないのですが、小さな子どもがいるとか、足に不安がある人は八幡公園からの登山が良いですね。
あと神社側はガレというよりも木の根が出てしまっていて、木の根だらけの上を歩くので、特に雨の日や前日雨だったと言う場合はすごく滑るので注意が必要ですね。
この写真のところで合流して、ここからは普通の登山道になります。
登山道は大体は狭く、大人二人が並んで登れるほど広くはありません。
休日は登山者もそこそこいるので、すれ違いは譲り合ってという感じになります。
登山道自体は少しハードですが、私はこれくらいが一番好きです。
ハードと言っても低山登山にあるような整備された道と比べると、段差がある分少しハードというくらいです。
メジャーなところでは富士山山頂付近のガレ場と比べたら、全然緩いです。
ある程度登ると、少し下るような感じが続きますが、そのままもう少し行くと
こんなところに来ます。
写真では分かりにくいですが左への曲がり道があって、左が八幡山山頂です。
なお、そこの少し手前に崖を登るような感じの道(というか強引に通っている跡)があって、そこを通るとショートカットになるので少し近いです。
八幡山山頂(ロープウェー乗り場)に着くと、右手の階段の上に展望所、左側が観光ルートです。
観光ルートに行くと、ぐるっと周って最終的に展望所に着きます。
のんびり周って30分くらい、急げば10分くらいで戻ってこれます。
八幡山にはもともと八幡山城があったので、一応城跡の史跡ということでもあります。
そしてルートどおりに進んで最初にあるこちら
西の丸跡なんですが、奥になにやら似つかわしくないオブジェがw
LOVEw
展望所まで行けば分かるのですが、実はここ「恋人の聖地」らしくて、各所にこんな感じのオブジェがあります。
八幡山城跡とはw
ちなみにこれライトがあるからライトアップされるみたいなんですが、ロープウェーは5時で終わりなんですよね。
つまりライトアップを見るためにはあの登山道を夜歩かないと行けないという修行w
そもそもホントに点くのかどうか。
地図上ではここから左方向で出丸跡に行けるのですが、私が行った時は滑落でもしていたのかロープが張ってあって行けませんでした。
なので、次は北の丸跡です。
奥にハートのオブジェw
なお、道中には上にある本丸跡の石垣を見ることができます。
次に村雲御所瑞龍寺門跡(むらくもごしょずいりゅうじ)があって、そのお寺が本丸跡にあります。
たくさん掛かっているのは絵馬で、普通の形の物もあるけど、ほとんどがハートの形でした。
そして最後に展望所に戻ってくると
こんなのとか
こんなのとかあります。
そんな感じで、登山と城跡と恋人の聖地を楽しめる、八幡山でした。
城跡はほとんど無いけどねw
登山してる人は家族連れや観光で来たらしき感じの人が断然多いですね。
ストック持っていかにも登山と言う人も結構いたけど、八幡山を縦断してるのかもしれませんね。
小学生くらいの子がいる家族だと、子どもが結構文句言ってました。
小学生だと段差を乗り越える一歩が大人と違ってだいぶしんどいのだと思います。
整備された坂道なら大人も子どももあまり差はないのですが、八幡山登山は距離はともかく、身長の低い子はちょっとキツイかもしれませんね。
上の写真に少し写ってる高校生くらいのグループは、全然余裕と言うか散歩程度に来てるくらいの感じでした。
ちなみにロープウェイって他にゴンドラという物もありますよね。
その違いが明確にどうというのが分からなかったのですが、どうも乗車人数によるものみたいです。
少人数の物はチェアリフトというもので、これはスキー場にあるいわゆる「リフト」です。
ゴンドラも正しくはゴンドラリフトというらしくて、こういうロープで登る乗り物全般を「索道」というみたいです。
そして滋賀県守山市に本社がある「安全索道」という会社は、そういうロープウェイを作っている会社なんですね。
近江八幡の八幡山登山のページでした。
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数字は正確ではありませんが大体の
距離 獲得標高 平均勾配 です
日々自転車で滋賀のどこかへサイクリングや観光に行ったり、スイーツを食べに行ったりしてます