今回は滋賀県多賀町にある多賀大社に行ってきました。
多賀大社は神社本庁の別表神社で、全国に200数社ある多賀神社の総本社。
滋賀だとすごく有名な神社なので、滋賀に住んでて行ったことがある人は多いと思います。
所在地は滋賀県犬上郡多賀町多賀604 (地図を見る)
今回多賀大社に行った時がたまたま万灯祭の頃だったのでたくさん提灯がかかっていますが、普段はありません。
影ですごく分かりにくいのですが、現地にあった多賀大社境内案内看板を引用させてもらうとこんな感じ。
多賀大社は伊邪那岐命(いざなぎのみこと)・伊邪那美命(いざなみのみこと)を祀る神社です。
伊勢神宮で祀られている天照大御神(あまてらすおおみかみ)の親にあたるので、伊勢神宮に参るなら、その前に多賀大社に参りなさいと古来から言われていたそうです。
多賀大社ではお守りにしゃもじがあるのですが、これを「お多賀杓子(おたがじゃくし)」と呼び、キッチン用品のお玉(お玉杓子)やカエルの子のおたまじゃくしの語源と言われています。
鳥居をくぐってすぐにある太閤橋。
豊臣秀吉が病気がちだった母(大政所)のために多賀大社で祈祷したところ良くなったそうです。
提灯すごいねw
ただこれでも提灯がまだ付いてないコードだけのところの方がはるかに多いので、全部付いたらホントにすごいことになりそう。
御神門と奥に見えるのが拝殿。
御神門をくぐって、奥に見えるのが拝殿と神楽殿。
多賀大社の境内にそば屋さんもあります。
神楽殿で祈祷か何かされているところでした。
旧中山道から多賀大社参詣道があって、大きな鳥居が立っています。
ここから多賀大社前駅まで何かあるわけでもなく、田んぼや工場の横を通るだけなのですが、こちら側(琵琶湖側)から向かう場合にはここを通ってみても良いと思います。
もともとは中山道を経て多賀大社へ向かう人の定番ルートだったそうです。
ここから多賀大社までは大体3kmくらいです。
多賀大社の少し手前に近江鉄道多賀大社前駅があって、ここから先が多賀大社門前町の絵馬通りで、お土産屋さんとかが並んでいます。(だが開いているとは言っていない)
多賀大社まで良い感じの街並みが続きます。
観光で来た人には丁度良い感じです。
多賀大社の鳥居の前です。
左が多賀大社、右が糸切り餅のお店、正面の茶色い鳥居(?)の向こうが国道307号線。
糸切り餅は多賀大社の名物ですごく有名な観光土産です。
お土産屋さんなのだけど、ずっと前に食べた時は中で座って食べられるようになっていました。
たぶん今でもそうです。
茶色い鳥居の向こうの307号線沿いに広い駐車場があるため、車だとそこに停めてくる人も多いと思います。
それから多賀大社を見て、前のお店で糸切り餅とかお土産を買って、駐車場へ向かうというのがたぶん定番ルートで、私も最初に来た時はそうでした。
それだと多賀大社前駅に行くまでの参詣道って通らないので、観光に来たのなら散歩がてら駅前まで歩いても良いと思いますよ。
余談ですが多賀大社駅から近江鉄道で南に行き、JR貴生川駅から草津線、関西本線、紀勢本線、參宮線と乗り継いで伊勢市駅下車で伊勢神宮まで電車のみで行けるようにしているそうです。
「花の生涯」は彦根藩主で江戸幕府の大老だった井伊直弼について書かれた小説で、それがNHKの大河ドラマの第一作目としてドラマ化されました。
そして井伊直弼と関係があったのが村山たか女という人で、その人が生まれた家が多賀大社の前にあります。
そのことの説明がこの辺にいくつか書かれているのですが、「生まれた家」と書かれていたり、「養女に来て住んでいた」と書かれていたりと、良く分からない状態になってますが、 どうも「不二家」というところで生まれて、現在の「山田精肉店」というところで育ったみたいです。
その小説やドラマを私は見たことはありませんが、そういう話があるというのは以前は割りと有名だったんじゃないかと思います。
記憶がすごくあやふやですが、歴史か何かの授業の時に、先生がちらっと言ってたんじゃないかなぁ。
そんな感じで、滋賀県の人なら「なんか聞いたことある」くらいには知ってるかもしれません。
井伊直弼の桜田門外の変で出てくる話題です。
写真を載せて良いのか分からないので、一応やめておきます。
駐車場は国道307号線沿いに広いのがいくつかあるので、車の場合はその辺に停めるのが無難です。
そこから歩いてもすぐです。
多賀大社の前の道が参詣道の割りに広いから道沿いに停める人も見かけるけど、おすすめはしません。
駐車禁止だったかどうかは知りませんが、観光地で結構人がいるのでそんなところに停めたら邪魔ですよね。
それに路駐してる車って、人や自転車にぶつけられたりして傷付くじゃないですか。
ここじゃないけど自転車の学生が停まる時に、外資系メーカーの高そうな車のバンパーに足かけてましたよw
多賀大社は大体こんな感じです。
名物の糸切り餅って、私が子どもの頃は割りとメジャーなお土産で、京都の八つ橋ほどでは全然ないけど、観光土産で貰ったり、友達の家に行った時に親が貰ったものがあるから一緒に食べたりとか、滋賀県の人だとそうじゃなかったです?
いつくらいからか全然見ることなくなったこともあって、初めて自分で多賀大社に来て、食べた時は少し感慨深いものがありました。
少し、ねw
以前と比べると神社やお寺って来る人が減っていて、多賀大社も同じく観光で来る人が減ったから絵馬通りのお店も閉まってるところが増えたのだと思います。
せっかく来たのだから賑やかな方が良いのですけどね。
でも上の写真に載せてる万灯祭の時などは、す~っごい人らしいけどね。
昼間でもあれだけ提灯並んでたら壮観なんだけど、夜に明かりが灯った時はもっとなんだろうと思います。
見たことないんですけどw
夏にあるみたいだから、夜の7時か8時かそれくらいの時間に多賀大社にいないといけないわけですよね?
多くの人は家で晩酌してる時間ですw
多賀大社のページでした。
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