サイクリング中に百間堤(ひゃっけんづつみ)の案内看板があったので、「そういえばパンフレットで見たことあるなぁ」と思ってちょっと寄ってみることにしました。
そしたら途中からダートで、そのくせ百間堤からは他に舗装路があったという!
そんなわけで、特に二輪で行く人向けに舗装路の方の話と、ついでに百間堤についても。
所在地は滋賀県大津市大物 (地図を見る)の大物グラウンドから北へ。
ちなみに大物は「だいもつ」と読みます。
このページの目次
Googleマップでは、百間堤に行く道が1本しかないんです。(2020年現在)
その1本というのは大物グラウンドというところから少し西に、161号線バイパスをくぐって山側に進む道です。
ここには「百間堤こちら」みたいな小さな案内看板もあるので、私は普通にここから行ったらダートでした。
百間堤に向かう道はもう一つ、大物グラウンドから少し北にあるところから山側に進む道があって、こちらが舗装路です。
大物グラウンドの西から161号線をくぐった場合、そこから161号線パイパスの横を北に進んで、次の交差点です。
なお、ここに百間堤への看板はありませんでした。
実はYahoo地図では舗装路の方も書いてあります。
私はスマートフォンではGoogleマップしか見てないので気付かなかったのですが、Googleマップではたまにこういうことがあります。
そのダートというのはそこそこの距離があります。
ダートの状態も良くなくて、自転車なら押していけるからいいけど、オンロードバイクならたぶんそれ以上行ってないです。
そんなわけで特にオンロードバイクで百間堤に行く人は舗装路へどうぞ。
百間堤はパンフレットによると、1852年(江戸時代後期)に大水害があったので5年8か月をかけて1万人の人が関わった、長さ百間(約180m)、幅18m、高さ最大9mの石垣だそうです。
ここで注目すべきポイントは幅が18mもあること。
石垣の幅なんて、普通はせいぜい2m~3mくらいです。
そして百間堤の石垣がこちら!
これが、百間堤の石垣の上です。
1852年ごろから5年間、巨石をごろんごろん転がして集めた成果です。
ここから下流の方へ180m続いて、ずっとではないけど途中まではこんな感じの幅のある石垣が続きます。
百間堤の入り口というか、上の方はこんな感じ。
石垣があるのと、右側は後に作られた治山施設で、ちょっとしたダムみたいになってます。
水が溜まっているのですが、す~っごいキレイです。
横から見た百間堤。
ちなみに、私が来たダートというのがこの道です。
この辺は草地帯。
もう少し下ると石地帯になります。
上に行くと舗装路につながります。
この石垣の上くらいがさっきの場所で、百間堤の説明看板が立っているのですが
9割消えていますw
誰か原文残してませんか?
「ダート以外にも舗装路があるよ」というのが半分と、百間堤の紹介が半分くらいのページでした。
大体みんな百間堤の案内看板がある方に進んでると思うので、ダートを通ってるってことですよね。
私も通ってる時に思ったんです。
そこそこわだちができてるので、車で見に来る人がいるんだなぁって。
正確にはそうじゃなくて、舗装路があるのを知らなくて、みんなダートを通ってきてるってことw
それでたぶん百間堤の入り口のところまで行って、「舗装路あるし!!!」ってことになってるんだと思います。
私みたいにw
ここの上にはまだ少し石がごろんごろんと放置されているのと、道はまだ上に続いています。
私はこの日、結構上り下りをしてきたせいで疲れていたのでこれ以上進みませんでしたが、興味のある人は行ってみてください。
何もなさそうな気はします。
百間堤まではそこそこの斜度でそこそこの距離です。
百間堤のページでした。
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数字は正確ではありませんが大体の
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日々自転車で滋賀のどこかへサイクリングや観光に行ったり、スイーツを食べに行ったりしてます